連枷、澪標、直衣、天蚕糸、梅花皮、障泥、行器、稲架、漢検1級不思議道具8連発!
Posted: || Last Update:
この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級合格を目指す!漢字の豆知識や日々の進捗をブログで公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。
目次
漢検一級には不思議道具がいっぱい!
こんにちは!今日も亀の歩みで勉強しています、「亀の子」です。漢検1級合格を目指す100日チャレンジも53日目になりました!
さて、漢検1級にはこれまでに見たことも聞いたこともない道具が出てきます。どれくらい不思議かと言うと「なにに使うのか説明を読んでも分からない」…!
今日はそんな道具を画像検索なども駆使して正体を暴いてみたので、よければお付き合いください!
以前の正体を暴いてみたシリーズでは、道具の他、植物や動物についても調べています。読み方を知りたい人も、リンクからどうぞ!
- 箙、胡簶、袙、花楸樹、胡頽子、虎耳草、皁莢、鳶尾草、金縷梅
- 蘭草、野木瓜、燕子花、虎杖、木賊、大角豆、海蘿、冬青
- 山棟蛇、蛇舅母、鶤鶏、珠鶏、鱠残魚、交喙、冬眠鼠、倍良
- 馬酔木、楮、山桜桃、馬尾藻、黄櫨、満天星、萵苣、草石蚕
- 恙虫、鯎、鮎魚女、聒聒虫、水爬虫、狗母魚、鷦鷯、鮠
- 酢漿草、厚皮香、山小菜、鉄刀木、側金盞花、接骨木、榁、五倍子
- 鶎、鯒、鮗、鱩、天魚、鰍、金襖子、蚊母鳥
漢検1級不思議道具の正体を暴いてみた
連枷(からざお)
唐棹、殻竿、とも書かれる「連枷(からざお)」。長い棒の先に短い棒がつながれた農具です。画像検索を見るとカンフー映画で振り回していそうな物が出て来ますが、武器ではなく農具です。
長い棒を握って振り下ろし、短い棒で穀物を叩いて脱穀するそうです。ちなみに「枷」一文字でも「からざお」という意味があります。…使い方を知っても、やっぱりカンフー映画にしか見えない!
澪標(みおつくし)
百人一首の「みをつくしても逢はむとぞ思ふ」や、源氏物語の「澪標」の章で知名度は高いと思います。「澪標(みおつくし)」、耳にしたことはあったのですが、どのようなものか知らなかったので調べてみました。
灯台のようなものを想像していたのですが、意外と小さいですね…。舟が座礁しないように、「ここは浅瀬だよ!」と目印のために立てられるものです。ちなみに「みおつくし」は「澪(みお)つ串」から来ているとか!「澪」は舟の通り道、「つ」は古い言葉で「の」のことです。
直衣(のうし)
のうし(なおし)がどのような物かは、画像検索を見るとすぐにわかります。安倍晴明が活躍する映画や漫画に出てくるあれです。源氏物語で光源氏の君が着ているあれでもあります。
直衣を「のうし」となぜ読ませるのか、検索を駆使したのですが、分かりませんでした…。漢検1級のためには、まるっと不思議ごと飲み込んで覚えるしかなさそうです!
天蚕糸(てぐす)
釣り糸の「テグス」でカタカナのイメージがあったのですが、日本語だったんですね…。「天蚕糸(てぐす)」は、「やままゆ」の繭から取った繊維のこと。絹よりも軽くて柔らかい貴重品です。「やままゆ」は「天蚕(テンサン)」や「テグスサン」と呼ばれ、そこから繊維も「てぐす」になったようです。
そして、釣り糸も同じものです!今ではナイロン製の物が多く、カタカナで書かれることが多いテグスですが、もとは天蚕糸を使っていたそうです。贅沢~!
梅花皮(かいらぎ)
「梅花皮(かいらぎ)」は「鰄」とも書きます。鮫皮の一種で、梅の花の形の堅いデコボコがあります。文字の説明だけを読んで、ワサビを下ろすおろし金を想像したのですが、画像をみてびっくり!ほんとうに梅の花が咲いてる!
星をちりばめたようにも見えるこの皮、皮の持ち主は「イバラエイ」という魚です。かつては刀の柄や鞘を包むのに使われたとか。現代では財布などもありました。よく似た模様がついた茶器も梅花皮(かいらぎ)と呼ぶそうです。
障泥(あおり)
「障泥」「泥障」と書く「あおり」は、馬具のこと。馬と鐙(あぶみ)の間に垂らした、革製の泥よけのことです。素材は違うようですが、現在も「あおり」という呼び方で同じ用途の馬具が活躍しているそうです。
ちなみに、「障泥(あおり)を打(う)つ 」「あおる」と言えば、「障泥(あおり)」を蹴って馬を急がせること。「あおり運転」には「煽り」という字が当てられますが、「障泥」の方でも意味が通じそうです。
行器(ほかい)
「行器(ほかい)」は、祭礼の際に食べ物を入れて持ち運ぶための容器のことです。さすがに重要な儀式に使われる入れ物だけあって、画像を見ると素敵な物ばかり!
「ほかい」は「祝(ほか)う」の動詞形から来ているとか。そういえば「寿ぐ」「言祝ぐ」とかいて「ことほぐ」と読みますね。ここから来ていたのか!覚えられそうです。
稲架(はさ)
日本海側の米産地では「稲架(はさ)」も常識なのでしょうか?画像検索をするとどのような物かは一目瞭然なので道具の説明は割愛します。
稲を架けて乾かす装置は地方によって色々な呼び方があるようですが、漢検的には「はさ」と読むようです。稲で「挟む」ものだから、「はさ」と呼ばれているという説がありました。最近、スキーリフトで稲を乾かしている動画を見ましたが、あれも「はさ」と呼んでいいのでしょうか…?
今日の勉強の成果
本日はまず昨日までの見直しをしました。過去問で回答できなかった問題が多かったので、見直しにだいぶ時間がかかってしまいました…。そのあとは、spaceplusKKさんが運営されている「漢検1級模擬試験倉庫」の「ランダム模擬試験」に挑んでみました。94点しか取れなかった…。
94点しか取れなかったよ!
四字熟語の正答率が1割、当て字・熟語訓は2割、この辺りが足を引っ張っていますね…。今回たまたまなのか、弱点なのか、あと2,3回模擬試験をやって見極めようと思います!
今日の感想
- 「澪標」…字面が美しい!
- 勖率の「勖」の左上が「日」じゃないと気づいて脱力した。…まじかっ!
- そして「勖」の正しい書き方がよくわからない!ちょっと力を緩めるとつながっちゃう!
この後は模擬試験のおさらいです!時間がかかりそう…。基本の問題集に回す時間が捻出できません!もう少し勉強時間を増やさないといけないのかな?いろいろ考えつつ、…明日のブログでお会いしましょう!

