アメリカ先住民の日に押されるColumbus Day
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この記事は、英語30日チャレンジ「アメリカの今日のトレンドを調べてブログ記事を書き、関連する英単語を紹介」の一環として書かれています。 記事はGoogle Trendの検索急上昇キーワードおよびTrend CalenderのTwitterトレンドワードを参考にまとめました。 特記なき場合、記事内の日時はアメリカ時間で記載しています。目安として、アメリカの9月1日が終るのが、日本時間9月2日17時です。
目次
記事の後半で英単語「indigenous」と「GOAT」について紹介しています。最後まで読んでね。
今日のGoogle検索の興味は分散傾向
いつものGoogle検索の急上昇ワードには、今日はスポーツが話題、今日は政治が多い、というような傾向があります。しかし、10月12日のGoogle検索は元野球選手ジョー・モーガンの訃報や、女優リリー・ジェームズの新恋人の話題など、色々な分野に興味が分散していました。そこで、今日は現在の急上昇ワード1位から3位までを簡単にご紹介したいと思います。
Google検索急上昇ワード1位「Amazon Prime Day」
日本のAmazon.co.jpでもプライムデーが10月13日と14日(日本時間)に開催されていますが、アメリカのAmazon.comでも10月13日から14日にかけてPrime Dayが開催されます。Amazon.comのサイトを検索をしているアメリカ人もいるようですが、Prime Dayに何を買うべきか迷っている人も多いようです。CNNや、Forbes、USA TODAYなどの大手ニュースサイトもAmazon Prime Dayに買うべき商品の特集を組んていました。
Google検索急上昇ワード2位「Dodgers」
アメリカの野球は、ナショナルリーグ、アメリカンリーグの優勝チーム決定戦である「リーグチャンピオンシップシリーズ」に突入しています。検索急上昇ワード2位に入った「Dodgers」(ロサンゼルス・ドジャース)とアトランタ・ブレーブスが戦う第一戦が、10月12日に行われました。新型コロナウィルス流行に影響で、どのスポーツでも無観客試合が多くなっていますが、今回の試合は会場に観客を入れての開催となりました。1対1で迎えた9回表、アトランタ・ブレーブスが満塁ホームランで4点を入れ、試合は5対1で終了。まずはブレーブスが一勝をおさめています。4勝で勝敗が決するリーグチャンピオンシップシリーズ、次の試合は10月13日(日本時間10月14日7:05開始)の予定です。
Google検索急上昇ワード3位「Amy Coney Barrett」
このサイトでも以前にご紹介したエイミー・バレットが10月12日のGoogle検索急上昇ワード3位に再度入ってきました。米連邦裁判所判事に推薦されているバレット。10月12日には、5時間にも及んだ上院公聴会に挑みました。トランプ陣営(共和党)が大統領選の前にバレットを任命しようと奮闘していることは日本のニュースでも取り上げられています。バレット氏が任命されれば、米連邦裁判所判事9名のうち6名が保守派(共和党)になってしまうため、民主党はなんとか任命を阻止しようと攻防が続いています。
Twitterトレンド1位は「#IndigenousPeoplesDay」
10月12日のTwitterトレンドでは1位に「#IndigenousPeoplesDay」が、2位には「Columbus」が入っていました。昨日Google検索急上昇ワードとして取り上げた「コロンブス・デー」は、コロンブスのアメリカ大陸への発見および到着を祝う日です。しかし、コロンブスが新大陸を「発見」する以前から、アメリカ大陸には多くの先住民が暮らしていました。「コロンブス・デー」を祝うことは、先住民に対する抑圧と、植民地化の歴史を肯定するものだとして、「コロンブス・デー」を拒否する人も多くいます。
Twitterトレンド入りした「Indigenous Peoples' Day」は「先住民の日」。1992年にカリフォルニア州バークレーは「コロンブス・デー」を祝う代わりに、「コロンブス・デー」にあたる毎年10月の第2月曜日を「Indigenous Peoples' Day」と定めました。これに続いて、都市だけでなく、州でも「Indigenous Peoples' Day」を採用するところが増えています。
Twitterには「Indigenous Peoples' Day」を祝う声や、正しい歴史認識を呼びかける投稿が多くありました。また、コロンブス像を撤去する様子を捉えた動画を投稿している人も。黒人男性が警察官に殺害された事件から「Black Lifes Matter」の運動が広がっています。その運動は黒人に対する人種差別だけでなく、先住民を抑圧したコロンブスにも向いていました。この夏には多くのコロンブス像が破壊されたり、自治体によって撤去されてきました。たとえば、観光名所になっていたカリフォルニア州ロサンゼルスの丘の上のコロンブス像も、数度の襲撃のあと撤去されています。
Twitterではバスケの余韻にひたる人が多数
TwitterではバスケットボールのNBAに関するワードが多数トレンド入りしていました。NBAはファイナルシーズンに突入して、ロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートが王者の座をかけて戦っています。4勝をあげたチームが優勝するファイナルシーズン。レイカーズ3勝、マイアミ・ヒート1勝で迎えた第5戦で、マイアミ・ヒートが勝ち、レイカーズの優勝を阻止したことは数日前にも取り上げました。その翌日にはTwitterでレイカーズの選手がこき下ろされていました。
レイカーズ3勝、マイアミ・ヒート2勝で迎えた第6戦は、10月11日に行われました。結果はレイカーズ106対マイアミ・ヒート93で、レイカーズが勝利し、NBAファイナル優勝を決めています。一夜あけた12日のTwitterには、3位に「Lakers」、4位に「Kobe」、6位に「#LakeShow」、8位に「Lebron」と、レイカーズ関連の言葉が多数トレンド入りしました。3位の「Lakers」は(説明不要かと思いますが)、ロサンゼルス・レイカーズのこと。6位の「#LakeShow」はチーム名と「ショー」を掛け合わせたもので、レイカーズの華麗なゲームを称えるハッシュタグです。8位に入った「Lebron」は、レイカーズのレブロン・ジェームズ選手のこと。現在のレイカーズを牽引するスター選手です。
4位の「Kobe」は、2020年1月にヘリコプターの事故で41歳の若さで亡くなったコービー・ブライアントのこと。コービーは1996年から2016年にかけての、プロ選手時代の全てをレイカーズで過ごした選手です。挫折もありながら、常にチームを牽引し、レイカーズの代名詞とも言える存在でした。引退後には、コービーがつけていた背番号「8」と「24」はチームの永久欠番になっています。既に引退していたとはいえ、コービーの突然の死は、チームやファンにとって大きなシックでした。今回の優勝はコービーに捧げるものだと、現在のレイカーズを牽引しているレブロンもインタビューで話しています。Twitterでも、「コービーもレイカーズの優勝を誇りに思っているだろう」と言った声や、レイカーズの優勝を機にコービーの思い出を振り返る投稿がたくさんありました。
今日の英単語1「indigenous」
今日ご紹介する英単語1つ目は「Indigenous」です。Twitterトレンド1位に入っていた「#IndigenousPeoplesDay」で使われていた単語です。「indigenous」は、ある土地や国に「土着の」「原産の」「固有の」という意味です。「Indigenous People」で「先住民」という意味になります。
「indigenous」は人以外にも、植物や動物などにも使えます。「The kangaroo is indigenous to Australia.」(カンガルーはオーストラリアの固有種だ)、「This plant is indigenous to Japan.」(この植物は日本固有です)などの使い方ができます。また、文化や言語にも利用できます。「indigenous music」(土着の音楽)、「Several indigenous African languages are used in the country.」(その国では、数種類のアフリカ固有の言語が使用されている)などの使い方ができます。
今日の英単語「GOAT」
今日ご紹介する英単語の2つ目は「GOAT」。ヤギを意味する「goat」ではなく、全て大文字の「GOAT」です。「GOAT」は「Greatest of All Time」の略で、「史上最高」という意味になります。ちなみに、発音はヤギと同じ、「ゴート」です。
レイカーズをファイナル優勝に導いたレブロン・ジェームズ選手に関するYahoo! sportsの記事では、LeBron James’ fourth title puts compelling twist on GOAT debate vs. Michael Jordan
(レブロンの4度目の優勝、マイケルジョーダンとどちらが史上最高の選手かという議論に説得力のある新説をもたらす)と使われていました。ちなみに、ジョーダンはシカゴ・ブルズでプレイし続けて6回の優勝をしていますが、レブロンはチームを移籍するたびにチームを優勝に導いている、という差を比べた記事です。
まとめ
レイカーズの優勝に関連してコービー・ブライアントについて調べていたら、Wikipediaの解説が細かくて驚きました。アメリカ人のバスケットボール好きを象徴しているのかな、と思っています。

