漢検1級受験に大切なものは健康だった話…
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この記事は、漢検90日チャレンジ「再挑戦: 90日で漢検一級何点あげられる?87点から大躍進なるか!?」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。※当て字・熟字訓はすべて「当て字」と表記します。
目次
漢検90日チャレンジが終わりました!
こんにちは「亀の子」です。2021年3月22日~6月19日の間実施していた漢検1級合格を目指す90日チャレンジが終わりました。そして2021年6月20日に試験を受けてきました。
90日チャレンジおさらい
試験当日の振り返りの前に、今回のチャレンジのおさらいを簡単に。
実は漢検1級を目指すチャレンジは2回目です。前回の100日チャレンジ(2020年11月6日~2月13日)は250時間の勉強で87点でした。前回の勉強の様子が気になる方はリンクからどうぞ。
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漢検1級合格を目指す100日チャレンジ、試験の結果が出たので、結果発表です!勉強日数は100日、勉強時間合計250時間、勉強内容、良かった点、悪かった点、そして、当日の得点、全て公開します!
合格点は200点中160点なので、前回チャレンジの87点ではまるで点数が足りませんでした!
リベンジを誓って今回の90日チャレンジに挑んだのです。
勉強計画は悪くなかった
今回の90日チャレンジの勉強計画は悪くありませんでした。
日数 | 内容 | 一日あたりの目標単位 |
---|---|---|
1~15日目 | 「頻出度順問題集」 | 10ページ |
16~30日目 | 「精選演習」 | 10ページ |
31~50日目 | 「本試験型 漢字検定試験問題集」 | 1模試 |
51~90日目 | 「漢検1級模擬試験倉庫」模試 | 1模試 |
まず30日目までに、前回のチャレンジの際に使った問題集2冊で基本をおさらい。そのあと、本試験にも出ている熟語が多くカバーされている「本試験型 漢字検定試験問題集」に取り組みます。ここまでで50日ですね。
問題集3冊で基礎をきっちりと押さえた後、「漢検1級模擬試験倉庫」模試に取り組んで、更なる知識の強化を狙う予定でした。
ちなみに問題集はこちらの3冊です。
体調不良が重くのしかかってきた…
計画は良かったんですよね。計画は。計画通りに勉強していれば、合格できないまでも「善戦した!」と言える点数を取れていたと思います。しかし、人生そんなに計画通りにいきません。4月末から、久しぶりに来た体調不良(うつ)の波に完全に溺れました…。
勉強時間を見てみましょう。
日数 | 合計勉強時間 | 1日の平均勉強時間 |
---|---|---|
1-10日目 | 10時間 | 1時間00分 |
11-20日目 | 22時間 | 2時間09分 |
21-30日目 | 23時間 | 2時間18分 |
31-40日目 | 18時間 | 1時間48分 |
41-50日目 | 8時間 | 0時間48分 |
51-60日目 | 7時間 | 0時間39分 |
61-70日目 | 7時間 | 0時間42分 |
71-80日目 | 8時間 | 0時間48分 |
81-90日目 | 6時間 | 0時間36分 |
合計 | 108時間 | 1時間12分 |
うわ!改めて表にして自分でびっくりしています。最初の10日間の平均勉強時間1時間は漢検を舐めてるとしか思えない!
…じゃなくて、問題は41日目(5月1日)からです。体調不良がここまで如実に数字に反映されていると思いませんでした。最後の週なんか、平均36分しか勉強してない…。
もうさ、新たに学ぶ速度より、忘れていく速度の方が速いんじゃないかな?
というわけで、今回の試験には、前回チャレンジの250時間+今回チャレンジの108時間、合計勉強時間358時間で挑むことになりました!
試験当日、ちゃんと試験を受けてきました!
2021年6月20日漢検1級試験。合計勉強時間358時間で挑みました!
…と言いたいところですが、当日の目標は既に「とりあえず会場に辿り着いて1時間座っていること」にシフトしていました。なにしろ、体調が悪かった。
漢検1級の会場の様子
今回「亀の子」が試験を受けたのは、商業施設内の展示会場でした。漢検1級用に1部屋用意されていて、40席くらいあったと思います(数える体力はなかった)
男女比は今回も男性の方が多かったです。数える余裕はなかったのですが、感覚でいうと男:女=3:1くらいでしょうか。年齢層は比較的高めです。お仕事をリタイアされている方も何人かいらっしゃる印象。
その中で、小学生高学年くらいの男の子が一人いたのが印象的でした。漢和辞典に書かれている解説を、あの若さで理解して勉強してきたのか、と。今になって思います。もうちょっとお顔を拝んでおけば良かった(笑)
そのとき「亀の子」が思っていたこと
そのとき「亀の子」が思っていたこと。「帰りたい」「横になりたい」「寒い…?かも…?」「…上着着た方がいいかな?」「ど、どうしよう、上着着た方がいいかな?」「…横になったら怒られるかな?」
会場に着いた時には既に体力のリミットが近くなっていました(笑)。判断力が衰えすぎて、上着を着るか着ないかすら判断できない状況に陥っています!この人、どうにかして!
その後、集中力皆無で係の人の説明が聞き取れない、などの危機をなんとかやりこなしつつ、横にならず、途中で帰ることもなく、試験を受けて、最後まで上着を着る決断ができずに冷えました。
なんとか最後まで試験だけは受けてきた!
試験は、なんか頑張ってたくさん書いた!…なんか頑張って書いた!あんまり記憶がない!
とりあえず「波斯」の国名を思い出せなくて、奈良時代の木簡を思い浮かべながら、だいぶ長い時間ぼんやりしていたことは覚えています。最終的にパキスタンと書いた(正解はペルシャ)。
「回答を問題用紙に書き写しておけば、自己採点ができる」ことを思い出したのが40分くらい経ってから。なんとか2/3くらい書き写したのですが、帰って見直したらミミズがいっぱい書いてあって、ちゃんと自己採点ができていません…。とりあえず判読できる分で見積もると、37点分は得点できていました!記憶とミミズの解読で、超好意的に見積もって90点くらいかな。…回答用紙にはミミズを書いていないことを祈るばかりです。
個人的には超満足の結果だった
あの体調の悪さで試験を受けて帰って来られたので、個人的には超満足です!!頑張って90回もブログ書いたから記念受験だけはしよう、と頑張れた。この体調だったら頑張る気力さえなくてもおかしくなかった!「亀の子」超偉い!
点数の低さについては後日(点数が発表されたころに)悔しくなるかもしれません。体に染みつくほど勉強していれば体調の悪さはハードルになりませんしね!しかし、今現在は当日目標にしていた「とりあえず会場に辿り着いて1時間座っていること」を達成できたので自分を褒めてあげたいです。
【21/10/18追記】試験結果
※2021年10月18日に追記しています。
今回の試験の結果は「95点」でした!前回の87点から少し上がっていたので、あれだけ体調が悪かった割には頑張れた気がします。
ちなみに内訳がこちら。大問9、文章題なんか、すでに力尽きているのが見て取れますね…。
分野 | 配点 | 点数 | % |
---|---|---|---|
1.読み | 30 | 12 | 40% |
2.書き取り | 40 | 24 | 60% |
3.語選択 | 10 | 4 | 40% |
4-1四字熟語書き | 20 | 16 | 80% |
4-1四字熟語読み | 10 | 10 | 100% |
5.熟字訓 | 10 | 6 | 60% |
6.音訓読み | 10 | 5 | 50% |
7.対類義語 | 20 | 2 | 10% |
8.故事成語 | 20 | 8 | 40% |
9-1.文章題書き | 20 | 2 | 10% |
9-2.文章題読み | 10 | 6 | 60% |
合計 | 200 | 95 | 48% |
結論「漢検受験に大事なのは健康な心身です」
まあ、結論としては「健康じゃないと勉強もできないし、試験も受けられないよね」という当たりに落ち着こうかと思います。
漢検1級を目指して勉強されている方、これから勉強を始めようとされている方、その志を持てること自体が素晴らしいです。自分を褒めてあげて下さい。そして、範囲が広くて勉強も大変ですが、無理をせず、身についたことを数えて一歩ずつ進みましょう。できないことは数えちゃダメだよね!人間、できないことの方が絶対多いんだから。
次回試験も受験したい!のでチャレンジ次回予告
そして、まだまだ合格目指して勉強がしたい…!机に向かったり、勉強をしたり、という行動が苦痛な時も多いですが、漢字の勉強自体は苦痛ではないんですよね。(ちなみにTOEICの勉強は勉強自体が苦痛だった…)
というわけで、次回(チャレンジ第5クール)も漢検チャレンジです!100日勉強するぞ~!体調も整えるぞ~!
では皆様、2021年7月9日から始まる「漢検1級100日チャレンジ(第三回)」でお会いしましょう!
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