「奠」のつく漢字特集-「奠」は安定した酒だる!
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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級合格を目指す!漢字の豆知識や日々の進捗をブログで公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。
目次
尊と奠の書き分けが怪しい…
こんにちは!「亀の子」です。漢検1級合格を目指して亀の歩みで勉強中。100日チャレンジも86日目になりました。
さてさて、「躑」と「蹲」似すぎていて「尊」か「奠」か分からなくなる…、と昨日から「尊」と「奠」について調べています。昨日は「尊」についてじっくり調べました。今日は「奠」について詳しく調べてみたいです。
まずは昨日調べた「尊」を簡単に振り返ってから、「奠」について詳しく見ていきましょう!
昨日の復習「尊」のつく漢字
「尊」は、お酒を入れる容器「酋」の下に、手「寸」をつけて、すらりと形の良い酒瓶のことを表している漢字でした。形よく上品で安定していることから「たっとい」という意味が派生したのでしたね。「尊」の音読みは「ソン」、訓読みは「たっと・い」「たっと・ぶ」「とうと・い」「とうと・ぶ」
「尊」のつく漢字は5つありました。「噂」「樽」「鱒」「蹲」は上が八の字になる旧字体の字形を使っています。
- 「噂」…「人が集まっておしゃべりすること」「うわさ」。音読み「ソン」、訓読み「うわさ」
- 「樽」…「酒をいれる木の容器」「蓋のある大型の木製の容器」。音読み「ソン」、訓読み「たる」
- 「鱒」…「魚のマス」。音読み「ソン」、訓読み「ます」
- 「蹲」…「棒立ちになる」「うずくまる」。音読み「ソン」。「うずくま・る」「つくば・る」「つくば・う」などの読みもある
- 「遵」…「道筋などにしたがう」「規則などにしたがう」「ひきいる」。音読み「ジュン」。「した・がう」「ひき・いる」などの読みもある
詳しくは昨日のブログでチェック!
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「尊」と「奠」が付く漢字で鉛筆が止まるのでじっくり調べてみました!本日は「尊」がつく漢字編。「尊」て実はお酒を入れる容器のことだったってご存じでした?「噂」「樽」「鱒」「蹲」「遵」も詳しく調べています!
「奠」って何?
では、今日の話題。「奠」のつく漢字を調べてみましょう!まずは「奠」という部品から。この漢字も漢検1級範囲の漢字です。
「奠」の上「酋」は酒壺のこと。ここまでは「尊」と同じですね。違うのは漢字の下の部分、「奠」の下「大」は台を表しています。「酋」+「大」で、「奠」は台の上に酒壺を安置した様子を示します。
漢字の意味としては「神様に物をまつる」「そなえる」「(安定させて)置く」「(ぐらつかないように)定める、落ち着かせる」があります。音読みは「テン(デン)」。「まつ・る」「そな・える」「さだ・める」などの読み方ができます。
まつると言う意味では「奠菜(てんさい・神前に野菜をそなえる)」、さだめるという意味では「奠都(てんと・都をさだめる)」などの熟語があります。奠都を書き下すと「都(みやこ)を奠(さだ)める」になります。
「奠」の楽しい仲間たち
では、「奠」のつく漢字を見てみましょう。漢検の範囲では3文字ありました。
鄭成功の「鄭」
ずっしりと据えた「奠」に「阝(邑・都や村の意味)」をつけた「鄭」は、国名や人名によく使われている漢字です。漢字の意味としては「ねんごろ」もあります。
「鄭」の音読みは「テイ」「ジョウ」。「ねんご・ろ」という読み方もできます。鄭成功は「国姓爺合戦」で知られる人物名です。詳しくはWikipedia(鄭成功)で。
打擲(ちょうちゃく)の「擲」
この漢字は「鄭」の音だけを借りているそうです。「手」に「鄭」の音を添えて、「擲」は投げることを示しています。「物を目標目掛けて投げること」「ぽいと投げ捨てること」の2つの意味を持つ漢字です。
「鄭」の音読みは「テキ」「チャク」。「なぐ・る」「す・てる」「なげう・つ」「ふ・るう」などの読み方もできます。
「打擲(ちょうちゃく)」と書くときには「チャク」と読みますが、それ以外に「チャク」と読む熟語は見たことがありません。「一擲(いってき)」「放擲(ほうてき)」「投擲(とうてき)」など、「テキ」と読むことが多いですね。
躑躅(てきちょく)の「躑」
この漢字も「鄭」の音だけを借りているそうです。「足」に「鄭」の音を添えた「躑」は、短い距離だけ、つっと真っすぐ進むことを表しています。「躑躅(てきちょく)」は2,3歩行っては止まること(進まないこと)を表す熟語です。
「躑」の音読みは「テキ」。訓読みは「たちもとお・る」。新しい動詞が出てきました…。「たちもとお・る」は「立ち徘徊る」とも書くそうです。
ちなみに「躑躅」と書いて「てきちょく」と読むと進まないことですが、「つつじ」と読むと植物のツツジのこと。良く聞くコトワザ「騏驥の跼躅(キョクチョク)は駑馬の安歩に如かず」は、「躑躅」ではなく「跼躅」なので注意です!
「奠」がつく漢字まとめ
調べた結果、なんと「奠」がつく漢字で漢検範囲のものは、全て「鄭」であることが分かりました!(「奠」以外)
なんだ~。こうやって調べてみると、今まで「尊」か「奠」か迷っていたのが馬鹿らしくなりますね。「尊」に「阝」がつく漢字はありませんでした。「阝」がつかない漢字は「尊」、「阝」がつく漢字は迷いなく「奠」、を書けばいいだけでした!
今日の勉強の成果
昨日やった頻出度順の模擬試験第2回は184点でした。見たことのない問題が4点分。残り12点をまたしても凡ミスで落としました。問題文をよく読まずに間違えたものが3点、そのほかは部首の書き間違えが多かったので、試験までに基本をきっちり押さえる必要性を改めて実感しています。
今日は昨日からやっている四字熟語の2周目を中心に勉強。覚えていないものがありますね…。しっかり覚えたい!
今日の感想
- 早く試験レベルの模試をやりたい…
- しかし、基礎勉強の方が重要な気がして試験レベルの問題に時間を割くのが惜しい…
- もっと勉強時間が欲しい!仕事さぼって勉強しようかな!(笑)
今日もあと一時間ほど勉強したいと思います!では、また明日!

