「あわただしい」と「ひま」の意味を持つ漢検1級漢字「遑」ご存じてすか?
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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級合格を目指す!漢字の豆知識や日々の進捗をブログで公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。
目次
「喪失」の「喪」を勘違いして幾年月…
漢検1級合格を目指す100日チャレンジ46日目になりました。こんにちは、「亀の子」です。今日もじっくり漢字を覚えています!
今日大変なことに気付きました。「喪失」の「喪」、口の間に線がある!何十年勘違いして使ってきたのか、もはや分かりません…。日常生活で頻繁に使う漢字ではありませんが、なんか悔しい!
…そんなこんなで、今日は「皇」のつく漢字の後編です。
昨日のおさらい
まずは昨日のおさらいから。「自(初め)」と「王(偉大な者)」を組み合わせた「皇」は「一番初めの王」を表す漢字。「自(さいしょ)」は後に「白」になりました。
- 「皇」には「偉い人」以外に、「大きい」「四方に大きく広がる」「あてもなくさまよう」などの意味がある
- 風に皇「凰」は、大きな鳥の王者を表す
- 火に皇「煌」は、光が広がることを表す
- 竹に皇「篁」は、大きく広がった竹藪を表す
- 金に皇「鍠」は、低く広がる音を表す。また「斧」「まさかり」の意味もある
- 魚に皇「鰉」は、体の大きなチョウザメのこと。明治天皇が好きだった「ひがい」もこの字を当てる
ここまでの「皇」のつく漢字はとにかく大きかった!そして、「凰」のみ「ホウ」という音読みがありますが、そのほかは「コウ」で分かりやすいです。そのほか詳細は昨日のブログをご参照ください。
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「皇」のつく字かっこいい!と調べてみたら、漢検1級漢字のオンパレードでした。漢検1級受験者にとってはしっかりと覚えておきたい部品です。漢検1級受験しない方も、知っておくと自慢できそう!
「皇」のつく漢字後編
では、「皇」のつく漢検1級の漢字残り5個を一気に見ていきましょう!
いなごは「蝗」
虫に「皇(四方に広がる)」を組み合わせると「蝗」という漢字になります。漢和辞典の「いなご」の説明はストレートでした。「稲を食い荒らしつつ、群れを成して四方に広がる害虫」。旧約聖書を彷彿とさせますね!
皇に「四方に広がる」という意味があると分かれば、この漢字も納得です。「蝗」の音読みは「コウ」、訓読みは「いなご」です。
皇がつくのにオドオドしちゃう「惶」
心に「皇(あてもなく広がる)」をつけると「惶」という漢字になります。あてもなく広がって、落ち着かない様子を表しているそうです。「皇」には強いイメージを抱いていましたが、心をつけると「おそれる」という意味を持つ漢字になってしまいます。
「惶」の音読みは「コウ」。「おそ・れる」の読みもあります。「惶恐再拝(こうきょうさいはい)=相手に敬意を表す手紙の結び」なんかは覚えておくとカッコいいかも!良く漢字を見ると「すみませ~ん、オドオド、ペコペコ」という四字熟語なんですけどね…。
彷徨の「徨」
「彳(行くの意)」に「皇(あてもなく広がる)」を組み合わせると「徨」という字になります。「徨」には、さまよう、目標を定めずどこまでも行く、あてもなく歩く、などの意味があります。
小説に出てきそうな熟語「彷徨(ほうこう)」でおなじみの漢字ですね。音読みは「コウ」、訓読みは「さまよ・う」です。
城隍神(じょうこうしん)の「隍」
こざとへんに「皇」をつけると「隍」という字になります。この漢字は漢和辞典に詳しい説明がありませんでした。「むなしい」や「うつろ」「からっぽ」という意味があるので、こざとへん(阜・おか)に「皇(あてもなく広がる)」を組み合わせた字だと思われます。
訓読みには「からぼり」もあり、水のないお堀のことも指す漢字です。音読みは「コウ」。「城隍神(じょうこうしん)」は都市の守護神のことを言います。お城とお堀を守ってくれる神様なんですね!
「あわただしい」と「ひま」の意味を併せ持つ「遑」
辶に「皇(大きく広がる)」を組み合わせると「遑」という字になります。この字には2つの意味があります。
1つ目の意味は、「皇(大きく広がる)」から、むやみに動き回ること、うろうろすること。慌ただしいことなどの意味で使われ「遑急(こうきゅう)=あわてる・あわただしい」などの熟語があります。字の意味としては、先に紹介した「惶」に近いでしょうか。
2つ目の意味は、「皇(大きく広がる)」から、ゆったりしていること、ゆとりがあること。「遑寧(こうねい)=のんびりとして安らかにしている」などの熟語を作ることができます。
音読みは「コウ」。訓読みでは「あわただ・しい」「あわ・てる」という読み方と、「いとま」「ひま」という正反対の読みがあります!
後半まとめ
今日ご紹介した漢字の音読みは全て「コウ」でした。覚えやすくていい!また、「遑」は真逆の意味を併せ持っているので、しっかり覚えておきたいと思います!
今日の勉強の成果
今日も着々と問題集1冊目の復習をやっています。そろそろ復習1周目が終わりそうです。間違えていた所が多かったので、すくなくとももう1周はしないといけないですね。問題集1冊分くらいは確実に点数を取りたい!
今日の感想
- 魚へんの国字、覚えた先から忘れていく…
- 3個覚えたら2個忘れ、改めて3個覚え直したらさらに2個忘れ…
- あっ、毎日繰り返していけば試験までに54個も覚えられる!すごい!毎日頑張ろう♪
今日もあと一時間ほど勉強したいと思います!では、また明日!

