「詹」のついた字が読めなくて暗澹たる思いです…後編
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この記事は、100日チャレンジ「100日間の勉強で漢検一級合格できるのか!?漢字の豆知識や日々の進捗をブログで大公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。
目次
暗澹たる思いに一筋の光明
漢検1級を目指す100日チャレンジも20日目。こんにちは、亀の歩みでぽつぽつ前進中、「亀の子」です。
シャーペンで勉強していると右手の小指が汚くなりますね~。こういう感覚は久しぶりなので嬉しいです。
「暗澹(あんたん)たる思い」に引きずられて「詹」のついた字を全て「タン」と読みたくなっていたのですが、昨日は「セン」と読む字をなんとか覚えました。今日は「タン」と読む字と「エン」と読む字を覚えたいです!
昨日のまとめ
「詹」のつく「セン」と読む漢字をまとめた昨日のブログはこちら。
- 「蟾」はひきがえる。月にはヒキガエル!訓読みは「セン」
- 譫妄(せんもう)の「譫」、訓読みは「セン」
- 瞻望(せんぼう)の「瞻」、羨望と同じような意味で同じ読み「セン」
- 贍富(せんぷ)の「贍」、財貨が満ち足りていること「セン」
- 暗澹(あんたん)の「澹」は、基本「タン」。「贍」の置き換えでまれに「セン」と読む
暗澹(あんたん)の「澹」以外に「タン」と読む漢字
まずは「タン」と読む漢字から行きましょう。
惨憺(さんたん)の「憺」
心(りっしんべん)に「詹」をつけると、やすらか、心が静かに落ち着いている、という意味の「憺」になります。読み方は「タン」。「憺憺(たんたん)」は心が静かに落ち着いていることを言います。
「惨憺(さんたん)」は見るも無残なさまや、心を砕いて思い悩むことです。「惨」の方が出しゃばっている感じがしますね。他に、薄暗くものすごいさまも表すとか。さんずいへんの「惨澹」に置き換えることもできるそうです。
「擔」は「担」と同じ!
手に「詹」をつけた「擔」は、かつぐ、になう、という意味があります。読み方は「タン」。この字、「担」の旧字だそうです!「担」なら知ってる!覚えやすいですね。
「膽」は「胆」と同じ!
にくづきに「詹」をつけた「膽」も、旧字体です。「胆」が今の書き方です。そのまま、きも、という意味です。これも覚えやすい!
「エン」と読む漢字
最後に「エン」と読む漢字です。この読み方は2つだけです!
檐(のき、ひさし)
木に「詹」をつけた「檐」は、のき、ひさし、という意味があります。訓読みは「エン」。のきに降りかかる雨「檐雨(えんう)」、のきにつるした鈴「檐鈴(エンレイ)」=「檐鐸(えんたく)」などの熟語がありました。
亀の子が使っている問題集には「檐端(のきば)」という訓読みも出てきました。
簷(のき、ひさし)
竹冠に「詹」をつけると「簷」になります。こちらものき、ひさし、という意味です。木へんの「檐」と同じじゃないですか!読み方も同じ「エン」。覚えやすいです。こちらも、のきに降りかかる雨「簷雨(えんう)」という熟語が作れます。
他に、のきばにいる燕「簷燕(えんえん)」、のきの柱「簷楹(えんえい)」などの熟語も辞書に載っていました。
「詹」に木関係をつけたら「エン」と読む!と覚えることにしました!
今日の勉強の成果
今日は昨日の見直しと、新たに2ページ進みました。ひと月で問題集を一冊終えようと思っていたのですが、雲行きが怪しくなっています。終わらないかも…?今取り組んでいるのは「頻出度順」です。
今日の感想
- ノートを買ったのに、もったいなくてコピー用紙で勉強中
- 饕餮(とうてつ)が何回見直しても読めない…
- 正体不明な漢字一級の名詞がたまってきたので、また特集したい
今日もあと一時間ほど勉強したいと思います!ではまた明日!