アメリカ人も「iPhone 12」に大注目
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この記事は、英語30日チャレンジ「アメリカの今日のトレンドを調べてブログ記事を書き、関連する英単語を紹介」の一環として書かれています。 記事はGoogle Trendの検索急上昇キーワードおよびTrend CalenderのTwitterトレンドワードを参考にまとめました。 特記なき場合、記事内の日時はアメリカ時間で記載しています。目安として、アメリカの9月1日が終るのが、日本時間9月2日17時です。
目次
記事の後半で英単語「brave」と「survive」について紹介しています。最後まで読んでね。
「Buffalo Bills」大敗を喫す
日本でも話題になっている「iPhone 12」。10月13日のアメリカのGoogle検索急上昇ワードでも(現在)1位になっていました。「iPhone 12」に対するアメリカ人の反応は後ほどご紹介します。まずは、アメリカのGoogle検索急上昇ワード2位の「Buffalo Bills」をご紹介しましょう。
「Buffalo Bills」はアメフトリーグNFLのチーム、バッファロー・ビルズのこと。NFLは9月10日に始まったばかり。現在はAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)とNFL(ナショナル・フットボール・カンファレンス) に別れたレギュラーシーズンを行っています。AFCに所属しているバッファロー・ビルズは、これまで4戦4勝と絶好調でした。しかし、10月13日に行われたテネシー・タイタンズとの試合では、42体16で大敗を喫してしまいました。ゲーム内容も、10回のペナルティーと、3回のターンオーバー(相手チームにボールを奪われること)があり、まったく振るいませんでした。
これまでの4勝から、この試合も当然勝つだろうと思われていたバッファロー・ビルズ。13日の大敗はファンにとってもショックだったようです。本拠地ニューヨークでの感心は特に高く、ニューヨーク州でのGoogle検索が最も多くなっていました。また、チーム名の由来となっている、アメリカ西部開拓時代のガンマン「バッファロー・ビル」とゆかりのあるワイオミング州でも、google検索をしている人が多くいました。
名脇役「コンチャータ・フェレル」の訃報
「iPhone 12」と「Buffalo Bills」に続いてGoogle検索急上昇ワード第3位に入っていたのが「Conchata Ferrell」。「Conchata Ferrell」はアメリカの女優、コンチャータ・フェレルのこと。10月12日に心疾患のため、77歳でなくなりました。
日本ではあまり名前は知られていませんが、顔を見たらぴんと来るかもしれません。IMDBに写真が多数あります。コンチャータ・フェレルはブロードウェイで頭角を現した女優ですが、映画「シザーハンズ」や「エリン・ブロコビッチ」では味のある脇役として出演したほか、「L.A.ロー 七人の弁護士」など、多くのドラマに脇役として出演していました。
エミー賞にも3度ノミネートされたことがあるコンチャータ・フェレル。アメリカ人には、2003年から2015年に放送された「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」のBerta役の印象が強かったようです。訃報を聞いて、チャーリー・シーンやジョン・クライヤーなど、彼女と仕事をしたことがある映画・ドラマ関係者が追悼のメッセージを送っていました。
「iPhone 12」はTwitterでも話題に
Google検索急上昇ワードの第1位は「iPhone 12」でしたが、10月13日のアメリカのtwitterトレンド1位も「#AppleEvent」。「iPhone 12」関連の語句でした。「iPhone 12」も5位にトレンド入りしています。さらにトレンド2位は「Chargers」が入っています。「Chargers」も「iPhone 12」関連のワードです。
「iPhone 12」には「Charger」(充電器)がついてきません。イヤホンもついてきません。Twitterには、このニュースには衝撃を受ける人が多数いました。アップルは「充電器やイヤホンは、既にみんな持ってるからパッケージに入れるのはエコじゃない」と言っているようですが、Twitter民は納得がいかないようです。「充電器もイヤホンもついてこないなんて!」と怒り狂って物を壊す動画を投稿する人や、泣き崩れている動画を投稿する人もいました。
新しいケーブルがこれまでの充電器に利用できないことを冷静に指摘するTwitter投稿もありました。別売りされる予定の充電器は新しい規格に対応しているようです。しかし、「Super Chargerっていうくらいだから、値段もsuperなんだろうね」と皮肉る投稿も。充電器とイヤホンが「iPhone 12」購買の決め手になるとは思えませんが、不満を感じるには十分なニュースだったようです。
今日の英単語?1「Braves」
「iPhone 12」が話題になっていたアメリカ10月13日のtwitterですが、トレンド3位には「Braves」が入っていました。しかし、どうして突然「Braves」がトレンド入りしたのか、丁寧に投稿を追っても、理由が分かりませんでした。
肌感覚ですが、現在シーズン中のMLBチーム「Atlanta Braves」(アトランタ・ブレーブス)に関する投稿が、3割ほどを占めているようです。そのほかには、昨年自殺したK-popアイドルのソルリの命日に「彼女は勇敢だった」と「brave」を使った追悼の投稿もあり、アフリカで民主運動をしている人を称える投稿もあり、自分の犬を褒める投稿もあります。もしかしたら、「Atlanta Braves」の投稿件数と、「brave」を使った他の投稿件数が、たまたま重なって集計されてしまったのかもしれません。先日も「Yellow」が、特に理由も見られずトレンド入りしていることがありました。
せっかくなので、今日の英単語1つ目として「brave」をご紹介したいと思います。「brave」は「勇敢な」や「勇ましい」を意味する英単語です。「You are brave」で「君は勇敢だね」という意味になります。映画などでたまに耳にします。対義語としては「coward」や「chicken」(いずれも、臆病者という意味)が使えます。
「brave」には「戦士」や「勇者」という意味をあてることもできます。先ほど言及したMLBチームの「Atlanta Braves」の「Braves」はこの意味のbraveです。
また、現代では聞かない使い方ですが、「brave」には「素晴らしい」や「華々しい」という意味もあります。シェイクスピアの「テンペスト」では、「a brave new world」(すばらしき新世界)とbraveが使われています。頭の片隅に記憶しておくと、英語の古い文章を読むときに役に立つかもしれません。
今日の英単語2「survive」
今日ご紹介する英単語の2つ目は「survive」です。サバイバルゲームなどのカタカナ用語でなじみのある言葉だと思います。「survive」は「生き残る」「助かる」「長生きする」という意味のある単語です。
「コンチャータ・フェレル」の訃報を伝える記事ではFerrell is survived by her husband Arnie Anderson and her daughter Samantha.
(フェレルは、夫のアーニー・アンダーソンと娘のサマンサを残して亡くなった)と使われていました。日本の訃報では「喪主はxx」という伝え方が多いと思いますが、英語圏の訃報では「survive」を使って遺された家族の名前を紹介していることが多いです。
「survive」は「She survived the disaster」(彼女は震災を生き残った) などの使い方もできます。さらに、派生語には「survivor」があります。震災や紛争などの生存者を伝えるニュースで耳にします。また、「survivor」は虐待やトラウマを生き抜いた人を表現する場合にも頻繁に使わる単語です。
まとめ
「iPhone 12」以外にも充電器がついていないスマホがありますが、充電器のアンペア数が機械とあうか調べるのってめんどくさいですよね。スマホだでなく、電化製品には付属の充電器が欲しい派です。皆さまはいかがですか?