アメリカではLovecraft Country第8話放映
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この記事は、英語30日チャレンジ「アメリカの今日のトレンドを調べてブログ記事を書き、関連する英単語を紹介」の一環として書かれています。 記事はGoogle Trendの検索急上昇キーワードおよびTrend CalenderのTwitterトレンドワードを参考にまとめました。 特記なき場合、記事内の日時はアメリカ時間で記載しています。目安として、アメリカの9月1日が終るのが、日本時間9月2日17時です。
目次
記事の後半で英単語「villain」と「suspend」について紹介しています。最後まで読んでね。
Twitterがトランプ氏に対する投稿を削除か
Google検索急上昇ワードでは、連日アメフト関連の語句が上位を占めています。10月5日の今日もアメフトが上位に入っていましたが、同時に野球に関する語句も検索が増えてきました。その中で上位に入ってきた急上昇検索ワードが「Trump Twitter」です。トランプ大統領が新型コロナウィルスにり患後、Twitterにはトランプ大統領の死去を願う投稿が増えています。これらの投稿をTwitter社が削除すると報道されました。報道に対し、Twitter社は、「*いかなる人物*に対してであれ、死や、重大な身体的危害、不治の病を願うtwitter投稿は許されるものではなく、削除されるべきです。これは自動的な(アカウントの)停止を意味するものではありません」とTwitterに投稿しています。
しかし、Twitter社の弁明に対して、Twitterユーザーからはブーイングの声が上がっています。Twitter上で脅迫を受けたことのある議員は多くいますが、これまでに相手側の投稿が削除されたりすることはなかったとのこと。「これまでも、そういう対応がてきたと言うこと?」「私たちに対する脅迫も、もっと真剣に受け止められるべだ」とTwitter投稿がされていました。ネットニュースでも「不公平な扱い」とTwitter社の対応が非難されています。
また、トランプ大統領自身の投稿も検索されているようです。新型コロナウィルス治療のために入院していた病院からトランプ大統領は退院しましたが、退院に先だってTwitterにたくさんの投稿を行っていました。自分に投票するよう呼びかけるものが大半を占めていましたが、その多くの投稿がなぜか全て大文字で書かれていて話題になりました。
今日は世界教師デー
一方のTwitterでは、トレンドの第一位に「#WorldTeachersDay」が入りました。「World Teachers' Day」は日本語で「世界教師デー」。教師への支援と、子供たちへの十分な教育を求めることを目的として、世界教師機構によって行われている国際デーです。1994年から毎年10月5日に実施されています。
アメリカでは、教師の地位向上が長年叫ばれ続けています。この問題への関心度は高く、アメリカのドラマなどでは、頻繁に教師の薄給が話題になるほど。それだけに世界教師デーへの関心も高く、教師にお礼を伝えるTwitter投稿が相次ぎました。少年ジャンプもTwitterに投稿して、「僕のヒーローアカデミア」の相澤先生を紹介していました。
ドラマ「Lovecraft Country」が話題に
政治の話が多い中、Twitterでトレンド入りしていた話題が「#LovecraftCountry」です。「Lovecraft Country」はHBOのドラマで、1950年代のアメリカで黒人青年が父親を探しに旅をする話です。人種差別というタイムリーな話題と、非現実的なモンスターの襲撃と戦う様子が描かれています。日本でもスターチャンネルで10月24日から放送予定で、Amazon.co.jpでも予告編を見ることができます。
10月4日には「Lovecraft Country」第8話が放送されました。毎回人種差別問題に深く切り込む作品で高い視聴率を誇っていますが、「エルム街の悪夢」にインスパイアされたと言う第8話は期待以上の出来だったようです。特に「Topsy」と「Bopsy」を演じたダンサー2人の奇妙な動きは、「あのダンサーたちの動きと言ったら!」「今まででみたホラーの中で一番怖かった…」「第3話の恐怖でずっと悪夢を見てたのがやっと解消されたのに、もう眠れない!」と大評判でした。
ホラー要素だけでなく、内容も高く評価されています。「Lovecraft CountryをみてないならHBOを購読してる意味がないよ」「もう次の日曜日が楽しみでしょうがない」「まだ第1話のセリフが頭に残って離れない」とTwitter民も「Lovecraft Country」に夢中のようです。
今日の英単語1.「villain」
今日ご紹介する英単語1つ目は「villain」です。「villain」は「悪党」や「悪役」、「犯人」を意味する言葉です。特に、小説や映画の主人公に相対する敵役を「villain」と言っているのを耳にすることが多いです。「Disney Villain」というのも非常によく聞く言い方で、ディズニー映画で悪役がはっきりとしていることを示しています。発音は「ヴィラン」です。
今日ご紹介した「Lovecraft Country」について書かれたネットニュースでは“Lovecraft Country” Introduces Its Version of Freddy Krueger With Twin Villains Topsy and Bopsy
(「Lovecraft Country」、双子の悪役とともに、独自のフレディ・クルーガーを披露)と「villain」を使っていました。
今日の英単語2「suspend」
今日の英単語2つ目は「suspend」です。「suspend」は「つるす」「掛ける」「一時停止する」「保留する」「延期する」という意味の単語。「to suspend services all day long」(終日(交通機関を)運行停止にする)、「to suspend operations at a stock exchange」(株取引所の立合を停止する)などで使われるのを耳にします。ズボンの「suspender」(サスペンダー)もありますね。
トランプ大統領とTwitterに関連するネットニースでは、Unfair treatment: Twitter to suspend accounts that wish death on President Trump
(不公平な対応: Twitter社、トランプ大統領の死を願う(投稿をした)アカウントを一時停止)と使われていました。なお、アカウントの削除は「terminate」を使うことが多いようです。英語のサービスを利用する際には覚えておくと便利な言葉です。
まとめ
一昨日の「Six Feet Under」に続いてドラマを紹介させていただきました。トレーラーを見ていたら「Lovecraft Country」も面白そうなので、是非見てみたいです。見たいドラマのリストが長くなっていきますが、筆者はじっと座って映像を見続けるのが苦手…。日本でも10月24日から放映される「Lovecraft Country」ですが、いつ見られるんでしょう。