「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」実際に全問解いた感想
Posted: || Last Update:
この記事は、TOEIC30日チャレンジ「30日でTOEIC965点から何点伸ばせる??勉強の全てを公開します」の一環として書かれています。正確な情報の記載に努めていますが、間違いなどありましたらご連絡いただけると幸いです。
目次
TOEIC勉強26日目
TOIEC 965点から30日間の勉強で何点伸ばせるか?チャレンジ中です!
こんにちは、文法が大の苦手「亀の子」です。今日も亀の歩みで勉強中。不得意すぎる文法はテキスト3冊で集中勉強!そして、読む速さを鍛えるために小説を読んだり、リスニング対策にドラマを見たりしています。
本日は、書評と英語の豆知識を交えつつ、勉強の進捗をご報告します!
文法勉強
最も不得意とする文法対策に、Twitterなどでおススメを聞きつつ、次の3冊に取り組んでいます。「文法問題 でる1000問」と「900点特急 パート5&6」が終わり、「リーディング700問」は残すところ模試1回分です。
今日はテキストからの英語豆知識はお休みして、代わりに「文法問題 でる1000問」の書評を書いてみました!
進捗報告
書評の前に今日の進捗を少しだけ。今日は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の2回目をやりました。1回目にできなかった100問ほどを総ざらい!3月3日に1周目が終わって、本日3月16日なので、約2週間ぶり。
1度目になぜ間違えたのか分からない所もありましたが、TOEICの形式に慣れていなかった為だろうと分析。文法や単語の意味が意外と頭に入っていて、正答率がぐんと上がりました。今回間違ってしまった10問ほどを、数日後にもう一度見直す予定です。
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」書評
今日は「文法問題 でる1000問」の2周目をやりました。改めてテキストを吟味できたので、良いところ・悪いところをまとめました!
構成がぴかいち!
問題構成が秀逸
「文法問題 でる1000問」のもっとも優秀な点は、構成にあると思います。各章は「トレーニング」⇒「実践問題」という構成になっていて、同じ文法構成が1回~3回出てきます。自然に復習を促す形式が優秀です!問題演習も各章に出て来た問題のおさらい(文章は別)なので、この1冊をやるだけで必要な文法を何回も復習することになります。
問題も優秀
全体を通して1~2問、「これ、日本人が書いた問題文だな…」というものがありました。1049問中の1~2問なので誤差ですね。問題と回答に首を傾げる設問はなく、問題集としてとても優秀だと思います。解説も分かりやすいです。
問題と回答の形式も取り組みやすい
各章は、左ページに問題があり、右ページに解説があります。上の写真の通り、1問ずつすぐに答え合わせができます。ページを探す手間が省けるのは大きいです。
問題文の記憶が鮮明なうちに文法解説を見られるのもいいですね。まとめて見直しをするときは「この問題どんな文章だっけ?」と読み直す必要がありますか、この形式だと余分な読み直しがありません。
演習問題は回答が別ページに書かれています。ずるができなくてよいです!
回答用チェックが役立つ!
「亀の子」が気に入っているのは問題文の横にある四角。できた問題にはチェックを入れられるので、復習すべき問題かどうかがページ単位で分かります。これは2回目に勉強するときに便利!
500点~800点くらいが最も恩恵を感じられそう
中学卒業程度の文法力は必要
「ここには目的語が既にあるので、回答は所有格のher」など、解説は比較的詳しく書かれています。逆の視点でいうと、目的語が何か、所有格がなにか、という基本的な文法を押さえていないと解説が理解できません。
中学生くらいの文法があれば解説は読めるので、買う時の基準にしてみてください。たまに出てくる難しい文法は検索すればいくらでも解説が出てきます!
~800くらいの方にはぴったり!
「文法問題 でる1000問」の帯には「スコア500~900点台まで」とあります。しかし、500点~800点くらいの人が最も恩恵を受けられるテキストではないかと思います。
前述したように、このテキストには同じ文法構成の問題が文章を変えて何回か出てきます。500点~800点くらいの方は、問題を解いて丁寧に解説を読み、次の問題に挑むだけでかなり力がつくと思います。問題に出て来た意味の分からない単語を調べるとなおいいですね。
500点~800点くらいの方にはとてもオススメ!
850点~には費用対効果が低い
分かりやすく850点と書いていますが、ここでは文法正答率90%を想定しています。下記の写真の通り「亀の子」の文法正答率は90%(写真右下)です。これくらいの正答率だと、という視点でここからは書きました。
850点~だと簡単すぎて苦痛かも…
文法正答率90%の「亀の子」にはこのテキストはちょっと苦痛でした。簡単な問題が多すぎるので、途中で飽きていました。分かり切っている文法問題が、演習も含めると5~6回出てくるのです。苦痛です…。ほとんどの解説を読む必要がないので、紙も無駄。
しばらく勉強から離れていた人なら、役立てられないこともない
850点~の方がこのテキストを使う時には、「文法を学ぶ」に目的をおかないほうがいいと思います。850点~でこのテキストをやる目的は次の2つ!
- 1000問でTOEICのパート5の形式に慣れ、パート5の回答時間短縮を図る
- 自分の弱点を知るためにしらみつぶしに1000問解いてみる
TOEICの勉強から遠ざかっていた「亀の子」には上の2つで一定の効果があったと思います。取り組んだこと自体に後悔はありません。helpの使い方、関係代名詞のwhich、自分の弱点を2つ見つけました!
なお、 「あんなに高い金額払ったのに!」とならないよう、850点~の方が取り組む際には次の2点は覚悟しておいてください。
- とっても真面目に取り組むと、合計6時間くらいで終わる(不真面目な亀の子でも6時間半で終わりました)
- 間違えるのは1割弱なので、残りの900問は無駄になる
勉強を続けている人には「900点特急 パート5&6」がオススメ
ちなみに、TOEICの勉強を続けていて900点台をとっている方は「900点特急 パート5&6」の方がおススメです。こちらの書評は別途書いているのでご参考にどうぞ!
関連記事
「TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ) 」、問題の精度は?TOEIC何点くらいの人にオススメ?どうやって取り組めばいい?ほか、今日の英語豆知識は「chasten」と「capable」の使い方です!
速読練習
TOEICの問題量に耐えられるよう、読む速さを読書で鍛えています。現在読んでいるのが、小説「DUNE」です。
英語豆知識「vortex」の意味
今日読んだ中に「vortex」という単語が出てきました。ご存じですか?英英辞典で意味を見てみましょう。
- (noun) a mass of air or water that spins around very fast and pulls objects into its empty centre
- (noun) a dangerous or bad situation in which you become more and more involved and from which you cannot escape
ついでにWikipediaで画像を見てください!「うず」や「旋風」という訳を見るより言葉の意味を感じ取りやすい画像が並んでいます。
2つ目の意味は、社会運動や、感情について使われる言葉ですが、こちらもぐるぐると回る渦の映像で想像しやすいですね!たま~に新聞などにも出てくるので、意味を覚えたいと思います!
進捗報告
今日はp.529~p.550を読みました。そして、読む速度は215単語/分。ちょっと読む速度が下がりました。集中力切れてるな…。目標の300単語/分には遠く及びませんが、楽しいからいいや~。
聞き取り練習
リスニングの準備、という名目の楽しい動画鑑賞の時間です。現在は「House of Cards」を観ています。
英語豆知識「integrity」をもって仕事をすべし!
今日見ている中で「integrity」という言葉が出てきます。ゾーイは新進気鋭の新聞記者。新聞社のオーナーに記事の情報源について聞かれます。内緒の情報源なのに、ちょっとしつこい。で、ゾーイはこう答えます。
Which do you want, my source or my integrity?
「あなたが私に求めているものは、情報源の開示ですか?それともプロ意識ですか?」。くぅ!小娘、かっこいいぞ!おかげで日曜日に社説が載ることになりました。
「integrity」、英日辞典には「高潔、誠実、清廉、完全な状態、無傷」と書いてあります。英英辞典をみると、さらに踏み込んだ意味が書いてありました。
「artistic」や「professional」を前につけると「someone's high artistic standards or standards of doing their job, and that person's determination not to lower those standards」という意味になるんです!
ドラマでは、ゾーイは「情報源を明かさない」という新聞記者としての倫理観を「integrity」と表していました。ちなみに字幕も「プロ意識」と「integrity」を訳していました。
実は「integrity」は職場での人間性を表すのによく使われる言葉です。試しに「job integrity」などのキーワードで探すと、英語の転職サイトなどのキャリア関連の記事が山ほど出てきます。仕事で英語を使う方は「integrity」も取り入れてみてくださいね!
進捗報告
本日ものんびり「House of Cards」第3話を観ています。特に進展はなし。脚本が良く練られていて楽しいですね~。
明日の課題
今日もちょっとだらだらしてしまったのですが、飽きないように明日もたぶんだらだらします!たくさん勉強することより、ちゃんと毎日勉強したいです。