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漢検1級漢字「蹇」と、難読漢字「蛇菰」の読み方

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この記事は、漢検90日チャレンジ「再挑戦: 90日で漢検一級何点あげられる?87点から大躍進なるか!?」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。※当て字・熟字訓はすべて「当て字」と表記します。

勉強88日目です

こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す90日チャレンジ、88日目になりました。

今日注目したのは、漢検1級漢字「蹇」と、難読漢字「蛇菰」です。最後に「亀の子」の亀すぎる勉強記録もご紹介!では、「蹇」から詳しく見てみましょう!

本日の一字「蹇」

本日注目したのは漢検1級漢字「蹇」です。音読みは「ケン」、訓読みは「なえ・ぐ」「なや・む」「と・まる」「おご・る」。漢検1級の勉強を始めてすぐに出会った漢字なのですが、気付くといろいろなところに出てきているような…?今日はしっかり調べて知識を整理したいと思います!

「蹇」の成り立ちと意味

「蹇」は「足」と、「寒」の略体を組み合わせた漢字です。「寒」には、かわいてかたい、つっかかる、つかえる、という意味があるとか。

「蹇」には5つの意味があります。※辞書によってはさらに細かく分けているものもあります

    「蹇」の意味
  1. あしなえ。足が伸縮しない様子。※類義の漢字に「跛」があります
  2. とどこおる、すらすら進まない。動きが悪い。きれない。また、素直でない
  3. 鈍くて足の遅い馬。※「騫」にあてた用法
  4. かかげる。衣服のすそを上にあげる
  5. 周易の六十四卦のひとつ。つまづくさま、とどこおるさまをあらわす

ちなみに、訓読みにあった「なえ・ぐ」は「足が不自由で正常な歩行ができない。びっこをひく」という意味の動詞です。

「蹇」のつく熟語

「蹇」の音読みは「ケン」ひとつなので、熟語の読みは難しくありません。しかし、「蹇」の意味がたくさんあるので熟語の意味もさまざま。たくさん熟語を見て、使い方をしっかり押さえておきたい!

    「蹇」のつく熟語
  • 偃蹇(えんけん)…1.高いさま。高くそびえるさま。2.おごり高ぶるさま。3.物が多くて盛んなさま。4.舞うさま
  • 驕蹇(きょうけん)…たかぶりほしいままなこと
  • 蹇諤(けんがく)…遠慮なく直言・議論すること。=侃諤(かんがく)
  • 蹇吃(けんきつ)…1.使えてどもる。2.つかえて、思い通りに進まない
  • 蹇脚(けんきゃく)…足がなえて、自由にならないこと。あしなえ
  • 蹇蹇(けんけん)…1.なやみ苦しむさま。2.忠貞のさま
  • 蹇蹇匪躬(けんけんひきゅう)…自身のことはあとまわしにして、主君に尽くすこと
  • 蹇産(けんさん)…1.気持ちがむすぼれてのびのびしないさま。2.山の形が折れ曲がっているさま。3.山道の険しいさま
  • 蹇脩(けんしゅう)…1.太鼓伝説上の人の名。男女の仲を取り持つのが得意だった。2.転じて、結婚の媒酌人のこと
  • 蹇渋(けんじゅう)…なやみとどこおる。思うようにならない。=蹇滞
  • 蹇滞(けんたい)…なやみとどこおる。思うようにならない。=蹇渋(けんじゅう)
  • 蹇躓(けんち)…つまずきなやむ。物事に失敗すること。また、そのような人
  • 蹇跛(けんぱ)…足が自由に動かないこと。あしなえ。=蹇足(けんそく)
  • 蹇剥(けんはく)…仕事がうまくいかず損をする。めぐりあわせが不利なこと
  • 蹇歩(けんぽ)…足をひいて歩く
  • 蹇劣(けんれつ)…動きがにぶく劣っている。才能が乏しい
  • 蹇連(けんれん)…道が歩きにくくて、なかなか進まないさま
  • 蹇驢(けんろ)…足が不自由な驢馬(ろば)
  • 屯蹇(ちゅんけん)…物事が思うようにいかず悩み苦しむ。
  • 駑蹇(どけん)…1.にぶくて足の遅い馬。2.才能が劣っていて物事にすばやくないこと
  • 突怒偃蹇(とつどえんけん)…怒った人やおごりたかぶった人の顔を言い表す言葉。または、岩石が角ばっていて突き出た様子を言い表す言葉
  • 跛蹇(はけん)…足が不自由なこと
  • 連蹇(れんけん)…1.足がもつれて行き悩むさま。2.困難に会って物事がうまく進行しないさま

熟語、たくさんありましたね!「蹇」の使い方はなんとなく理解できたような気がします。どの熟語を覚えるかは、『漢検 漢字辞典』などを参考にしましょう。

「蹇」のつく故事諺

「蹇」がつく「韓盧を馳せて蹇兎を逐う(馳韓盧逐蹇兎)」という故事諺があります。

読みは「かんろをはせてけんとをおう」。

「韓盧(かんろ)」は、戦国時代に韓の国から産出された犬のこと。黒い毛の名犬だったそうです。「蹇兎(けんと)」は、あしなえのウサギのこと。

「韓盧を馳せて蹇兎を逐う」は、名犬をもって足の悪いウサギを追わせる、転じて、非常に強いもので非常に弱いものを打つことのたとえとして使います。「戦国策」という書物に書かれているそうです。

本日の当て字「蛇菰」

では、本日注目の難読漢字を見てみましょう!「蛇菰」です。読み方ご存じですか?

「蛇」がつくいろいろ

「蛇菰」の読み方をお考えいただいている間に閑話です。

「蛇」がつく難読漢字は「蛇菰」以外にもいろいろあります。こんな漢字は読めますか?読み方は「読」を押してチェックしてみてください!

    「蛇」がつく難読漢字
  • 山楝蛇…
    やまかがし
  • 蛇舅母…
    かなへび
  • 蛇藤…
    くまやなぎ
  • 蛇牀…
    はまぜり
  • 竹根蛇…
    ひばかり

ちなみに「山楝蛇」と「蛇舅母」は以前の特集で詳しく紹介していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!

「蛇菰」の読み方

では、「蛇菰」に戻りましょう。

読み方のヒントです。「蛇菰」は「土鳥黐」とも書きます。

はい、「蛇菰」の読み方は「つちとりもち」でした!まずはGoogle画像検索でその姿をご覧ください…。

あまりに印象的なこの姿!これが「蛇菰(つちとりもち)」の花茎です。つちとりもちは寄生植物で、ハイノキの根っこに絡みついて生活しています。秋の終わりに、赤い花茎が地上に出てくるそうです。

ちなみに「つちとりもち(土鳥黐)」という和名は、根っこから鳥黐(虫などをつかまえるのに使う粘着物質)をとったことから来ています。「蛇菰」の漢字は漢名から。

※本日の画像はイメージです。

本日の勉強の成果

88日目の今日、勉強時間は15分でした…。体調不良がぶり返して来て集中できませんでした。まぁ、「蹇」に詳しくなったし、「蛇菰」も読めるようになったし、いっかぁ!

ちなみに、勉強内容はあいかわらず問題集3冊の見直しをしています。

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