漢検1級漢字「縵」と、難読漢字「点火」の読み方
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この記事は、漢検90日チャレンジ「再挑戦: 90日で漢検一級何点あげられる?87点から大躍進なるか!?」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。※当て字・熟字訓はすべて「当て字」と表記します。
勉強59日目です
こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指すチャレンジの2回目、90日勉強の59日目になりました!
さて、本日注目したのは、漢検1級漢字「縵」と、難読漢字「点火」です。最後に「亀の子」ののろのろ再始動しだした勉強記録もご紹介します。では、「縵」から詳しく見てみましょう!
本日の一字「縵」
本日注目した漢検1級漢字は「縵」です。音読みは「マン」と「バン」、訓読みは「ゆる・やか」。意外と意味が多い漢字なので、意味をしっかり覚えつつ、熟語での使い方も調べていきたいと思います!
「縵」の成り立ちと意味
「縵」は、「糸」と、「曼(たらしい覆い隠す、だらりと長い)」を組み合わせた漢字です。
漢字の意味は大きく分けて二つあります。
- 垂れ幕の布。模様菜、飾りのない絹布。同様の意味を持つ漢字に「幔」があります
- ゆるい。ゆるやか。ゆったりとしている。また、たるんでいる。「慢」にあてた用法ともされています
辞書によっては「つれびき。合奏する」という意味を載せているものもありますので、こちらも押さえておきたいところ!
ちなみに「曼」を使った仲間の漢字は、以前の100日チャレンジの際にまとめて調べています。こちらもご参考にどうぞ!
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「高慢(こうまん)」「衍漫(えんまん)」「蔓延(まんえん)」、「マン」という字が混ざってしまったのでしっかり調べてみました。漢字の成り立ちを押さえておくと、どの漢字を書くか迷わずにすみます。今日から迷わず、その漢字です!
「縵」がつく熟語
では、「縵」をつかった熟語を詳しく見てみましょう。
- 縵舞(まんぶ)…ゆるやかに舞う
- 縵縵(まんまん)…1.ゆったりと遠くまで伸び広がっているさま。2.ゆったりしたさま、のんびり構えるさま
- 縵楽(まんがく)…つれびき。合奏
- 緩歌縵舞(かんかまんぶ)…ゆったりとした調子で歌って舞うこと。「緩歌慢舞」とも書く
「縵」の音読みは「マン」と「バン」がありましたが、「バン」を使う機会はあまりないようですね。
ちなみに、「縵」を使った当て字もあります。「縵面」の読み方ご存じですか?下の関連記事からチェックしてみてくださいね!
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漢検1級合格目指して勉強中!本日の注目は漢検1級漢字「莨」。音読みは「ロウ」、訓読みは「たばこ」と「ちからぐさ」、なんですが、熟語での使いどころはご存じですか?そのほか難読漢字「縵面」の読み方は、蛞蝓、常滑焼、神嘗祭、新嘗祭、鮎魚女と一緒に覚えちゃおう!
本日の当て字「点火」
本日注目の難読漢字は「点火」です。何と読むかご存じですか?なお、ここでは「てんか」以外の読み方のご紹介です!
「点」のいろいろ
「点」の読み方が難しいのは「点火」だけではありません。こんな当て字や表外の読み方は分かりますか?「読」を押して読み方をチェックしてみてくださいね!
- 点点…
読
ちょぼちょぼ - 点前…
読
てまえ - 点てる…
読
た・てる
「点火」の読み方
では、「点火」に戻りましょう!
読み方のヒントです。「点火」は「灯」とも書きます。
「点火」の読み方は「とぼし」でした。「とぼし」は「松明(たいまつ)」や「紙燭(しそく)」など、火をつけて明るくする道具を言います。広辞苑などには「闇を照らすのに用いるもの」と書かれています。かっこいいぞ、「とぼし」!
本日の勉強の成果
「亀の子」しばらく体調不良が続いていて1週間ほどろくに勉強できていなかったんですよね。ここしばらく0時間勉強の日が続いていましたが、今日はなんと0.5時間も勉強しました!偉い!偉すぎる!(笑)
ちなみに下が勉強予定表。50日目までの問題集三冊は終わりましたが、「漢検1級模擬試験倉庫」模試にはまったく手を付けていません。まずは問題集三冊の見直しを完璧にしたいと思います。明日も勉強するぞ!おー!
日数 | 内容 | 一日あたりの目標単位 |
---|---|---|
1~15日目 | 「頻出度順問題集」 | 10ページ |
16~30日目 | 「精選演習」 | 10ページ |
31~50日目 | 「本試験型 漢字検定試験問題集」 | 1模試 |
51~90日目 | 「漢検1級模擬試験倉庫」模試 | 1模試 |
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