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鼻水を一文字で表す漢字、ご存じですか?-漢検1級

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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級合格を目指す!漢字の豆知識や日々の進捗をブログで公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。

鼻水を一文字で表す漢字がある!

こんにちは、「亀の子」です。漢検1級合格を目指す100日チャレンジ、62日目です。今日も元気に亀の歩みで勉強しています!

先日面白い漢字に出会いました。「泗」です。この漢字、なんと、「はなみず」という意味があります!

「四」なのに、なぜ鼻水なのか。疑問は解消しておかなくてはいけません!というわけで、本日は「四」の漢字について調べてみました。

「四」とその仲間たち

四という漢字の仲間は3人しかいないので、まとめてご紹介します!

4つのこと「四」

「四」は、「口」の中に「八」と書いて、口から出た息がばらばらに分かれていることを表します。転じて分散した数、数字の「4」になりました。おなじみすぎる漢字なので、説明は以上です!

鼻水でもあり孔子でもある「泗」

水に「四」をつけた「泗」は、細かく分かれるという意味があります。そして、鼻から少しずつ流れ出る汁、つまり、鼻水のことを言います!「涕泗(ていし)」は泣いた時に出る涙と鼻水のこと。そんなに泣くなよ~。

この「泗」という字、中国にある「泗河(しが)」、旧名「泗水(しすい)」という川の名前でもあります。ウィキペディアによると、昔は沢山の川が流れ込んでいたとか。それで「泗」の字があてられたのでしょうか?

実はこの「泗水」、孔子の出身地なんです。「泗上(しじょう)」は泗水のほとりを表す熟語で、孔子の学派の名前にもなっています。「鼻水の上」ではないんですよ~!

「泗」の音読みは「シ」、訓読みは「はなじる」「なみだ」です。

四頭立ての馬車「駟」

馬に四をつけると、「駟」という字になります。ここの四は数字の方の意味で、「駟」は四頭立ての馬車という意味があります。「駟過隙(しげきをすぐ)」は、四頭立ての馬車が戸の隙間を通り過ぎることから、月日の経過が早いことの例えに使われます。

「駟」には、馬四頭という意味もあり、「十駟」は馬40頭のことを言います。1ダース(12個)と同じ、数の単位なんですね。

「駟」の音読みは「シ」。訓読みをすることはないようです。

おまけの「肆」

「四」と書くと改ざんされる可能性があるので、契約書などでは「四」の代わりに「肆」という字が使われます。この字、実は数字の「4」とは全く関係がありません!音が同じというだけで採用された漢字です。

「肆」は「お店」という意味。音読みは「シ」、訓読みは「みせ」のほか、「つら・ねる」「なら・べる」などがあります。

今日の勉強の成果

今日挑んだspaceplusKKさんの「漢検1級模擬試験倉庫」の「模擬試験R2-2直前」の点数が104点でした。ここまで94点→96点→107点→99点→118点→132点→121点→112点→104点と推移していまして…。

この美しい逆U字カーブ!

後退している模試の点数は、実力を反映しているだけなので、ひとまず事実として受け入れつつ。

問題は今の勉強の状態です。模試の復習に時間を取られ過ぎていて、基本となる問題集に取り組む時間が少なすぎます。基本の見直しができていないので、模試でも知っている漢字を正解できずにいます。今現在負のスパイラルを感じています。

「基本ができていない」→「模試で点数を落とす」→「模試の復習の負担が大きくなる」→「基本の復習に時間を割けない」→「基本がますますできなくなる」

自分の勉強を振り返った結果、今日からしばらく模試はお休みすることにしました。ここから1週間くらいで問題集2冊を余すところなく勉強します!2冊目(精選問題集)はまだ1周目も終わっていないので、ガンガン覚えますよ~。

    今日の感想
  • 模試はとっても楽しかったので一時中断はとても残念…
  • 問題集が2冊終わったら新生亀の子として模試に挑むのを楽しみに頑張る!
  • ちなみに三頭立ての馬車は「驂」。わかりやすくていい!

今日もあと一時間ほど勉強します!それでは、また明日!

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