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戦勝?暖かい風?凱旋門の「凱」の漢字の意味は?

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この記事は、100日チャレンジ「100日間の勉強で漢検一級合格できるのか!?漢字の豆知識や日々の進捗をブログで大公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。

戦勝?暖かい風?凱旋門の「凱」

こんにちは「亀の子」です。今日も亀の歩みでヨチヨチしながら、漢検1級合格を目指す100日チャレンジ49日目です。

さっそく漢字の話。「凱旋門」と「凱風(がいふう)南よりして彼の棘心(きょくしん)を吹く」の「凱」が同じなんですよ。困ったことに。

「凱旋門」はパリのものが有名な、軍事的勝利を祝って立てられる門ですね。パリのエトワール凱旋門はナポレオンが作らせたものです。

「凱風(がいふう)南よりして彼の棘心(きょくしん)を吹く」は、母親が深い愛情(凱風=温かい風)をもって、手のかかる子供(棘心=育ちにくい荊の若芽)を慈しみ育てることをいいます。

戦勝記念と、あたたかい風になぜ同じ字が使われているのか…。放っておくと別の字だと勘違いしそうなので、きっちり調べてみました!ついでに「豈」がつく字の仲間も増やしましたのでお付き合いください。

「豈」とは何か

最初に「豈」という字。実は中学か高校の漢文でならっている「あにはからんや」にあてられる漢字です。「豈図らんや」と書きます。記憶がおぼろだったので検索すると「あにはからんや」は「どうして~しようか、いや、するはずもない」という意味でした。…漢文、もう少し真面目に勉強しておけばよかった。

漢字に戻って「豈」という部品。象形文字のようです。「喜」や「鼓(たいこ)」の左と同じで、神楽の太鼓を叩いている姿を表しているのではないかとされています。もともとは、にぎやかな軍楽を表していたようです。

「豈」は、のちに反問する意味にあてられるようになり、「あにはからんや」になりました。音読みは「ガイ」と「カイ」。「あに」のほか「たの・しむ」「やわ・らぐ」という読み方もできます。

「豈」のつく漢字

「豈」のつく漢字は実は余り多くありません。漢検範囲の漢字は6つしか確認できなかったので、まとめてご紹介します。

凱旋門の「凱」

最初はもちろんこの字!凱旋門の「凱」。「豈」の主な意味が「あにはからんや」になってしまったので、「豈」の本来の意味を「凱」が受け継ぎました。

「凱」は「豈」の「にぎやかな音楽」をひきつぎ、にぎやかな様子・にこにこと楽しむこと、やわらぐ・なごやかなさまなどの意味があります。また、にこやかな人を指すこともできます。「凱風(がいふう)」は、なごやかな風、という意味になります。

問題の「凱旋門」。「旋」は帰ると言う意味で、「凱旋」は、戦争に勝って勝利の歌を歌いながら帰る様子を表している熟語です。「凱旋門」はこれをお祝いするために立てられる門のこと。「豈」の意味を知っていると「凱風」と「凱旋門」に同じ字が使われているのもうなずけます。

「凱」の音読みは「ガイ」。「かちどき」(戦いに勝った時の声)や「やわ・らぐ」という読み方もできます。

よろい「鎧」

「鎧(よろい)」という漢字にも「豈」の字がついています。この「豈(カイ)」は、動くとよろいずれの音がすることから、音だけを借りているそうです。意味のつながりはないんですね。

「鎧」の音読みは「ガイ」と「カイ」。訓読みは「よろい」のほか、「よろ・う」という動詞もあります。「鎧」を使った四字熟語「鎧袖一触(がいしゅういっしょく)」は、一押しするだけで敵を退けることを言います。強い!

皚皚(がいがい)の皚

「凱」と「鎧」は漢検準1級の漢字でしたが、ここから漢検1級の漢字です。

白と「豈」を組み合わせると「皚」という字になります。ここの「豈」は、ほがらか・明るい・白い、などの意味で使われており、「皚」は明るく白いという意味の漢字です。

「皚」の音読みは「ガイ」。「しろ・い」という読み方もできます。「皚皚(がいがい)」は、雪や霜で辺り一面が真っ白くみえるさまを言います。

磑磨(がいま)の「磑」

「豈」の音を立てる様子を使った漢字が「磑」です。「豈」は「ガイ」という音を表しており、「磑」は石と組み合わせてゴリゴリと臼を弾く様子を表しています。「磑磨(がいま)」は石臼でひくことを表す熟語。「磑磑(がいがい)」はごりごりしてかたい様を表します。

「磑」の音読みは「ガイ」、訓読みは「うす」「つむ」。また、さきほど紹介した「皚」の代わりに用いられることもあり、「しろ・い」と読みこともできます。

剴切(がいせつ)の「剴」

こちらの「豈」も「ガイ」という音を表しています。「剴」は「豈」(ごりごりという音)に刀(刂)を組み合わせた漢字で、ごしごしともみ合うことを表しています。刃物でごしごしと切ること、ごしごしとこすることなどをあらわし、「き・る」という読み方ができます。

また、直にあたる様子や、近づくことを表すこともできる「磑」。この意味を使った「剴切(がいせつ)」は、ぴったりと当てはまることをいいます。「剴」の音読みは「ガイ」です。

覬覦(きゆ)の「覬」

「見」と「豈」を組み合わせた「覬」には、「うかがう」という意味があります。辞書によると、ここの「豈」は先ほど紹介した「剴」に意味が近く、「ごりおしをする」という意味で使われているとか。これに「見」をつけて「うかがう」(下の者が上のことからを望むことや、無理に求める)という意味になりました。

「覬覦(きゆ)」は、身分不相応なことをのぞむことを表す熟語です。「覬」の音読みは「キ」、ほかの「豈」が付く漢字とは違い「ガイ」とは読みません。「ねが・う」「のぞ・む」「こいねが・う」「うかが・う」などの読み方ができます。

今日の勉強の成果

今日も引き続き問題集1冊目の復習に取り組みました。進みも速く、明日で問題集の復習2周目が終わる見込みです。早く終わらせて次に取り掛かりたいのですが、ところどころ覚えていない漢字があるので、2周目も最後までしっかりと復習したいと思います!

今日の感想

  • 漢字とは関係ないが、晩ご飯を食べ過ぎて苦しい…
  • 斤と斥がすぐ混ざる…。どっちがオノだっけ…?
  • 画数の多い字の方が簡単に思えてくる不思議…。オーノー!

今日もあと一時間ほど勉強したいと思います!では、また明日!

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