いなかを意味する「僻陬」陬の右側ヘンじゃない?漢検1級漢字
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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級合格を目指す!漢字の豆知識や日々の進捗をブログで公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。
目次
「僻陬」の「陬」、右側が何だがおかしいぞ?
漢検1級合格を目指す100日チャレンジ26日目になりました。こんにちは、亀の歩みでも徐々に漢字を覚えている「亀の子」です。
「僻陬(へきすう)」の「陬」の右側、ちょっとおかしいんです。「取」と微妙に形が違うんです!なんか上の棒が右側に長く手を伸ばしているんです!(フォントの違いがあるかもしれませんが、漢和辞典ではにょきっと手を伸ばしています)
うすうす気付いてはいたのですが、書き問題に出てきて見逃せなくなりました。フォント違いでは短いバージョンもあるので、漢検では短くても許容範囲なのかな?でも、せっかくなので正しく書きたい!ということで、今日は「取」みたいだけど「取」の上の棒が突き出た漢字を調べてみました!
上が突き出た「取」、実は身近な漢字に使われていた…
辞書をひいていたら、「取」の上の棒が突き出た漢字をいつも目にしていることに気付きました。その漢字が「最」です。こんなに身近にあったのに結び付けて考えていませんでした。「写真撮影」の「撮」とかも同じ類ですね。
ちなみに、「最」を辞書で弾くと、「おおい+取で、かぶせた覆いを無理にどかして少量を摘まむことから、少ないこと。やがて少ないの原意を失って、いちばんひどく、を表す副詞となった」とありました(亀の子要約)。
他の「取」が突き出た漢字も、漢字の部品としては「取」と意味は変わらないようです。
上が突き出た「取」がついた漢字
せっかくなので、お仲間を増やしたいと思います!そんなに多くはないのですが、漢検1級の試験で書き間違えないように、しっかりおさらいです。
身近なあの字も!諏訪(すわ)の「諏」
言べんに、手の長い「取」をつけた「諏」は、漢検準一級範囲の漢字だそうです。「諏訪(すわ)」という地名でおなじみですが、「取」の手が長いことを今まで気付いていませんでした!
「諏」の「取」はつかんで一か所に集める意味があり、「言」をつけて、意見を集めてその中から選び取ることを意味するとか。「諏訪(しゅほう)」政治について臣下に相談をする、「諏謀(しゅぼう)」意見を集めて相談する・はかりごと、などの熟語がありました。
僻陬(へきすう)の「陬」
こざとへんに、手の長い「取」で「陬」。音読みは「スウ」あるいは「シュ」です。ここの「取」は「ひきしめる」とか「縮める」という意味で、「陬」はせまく縮んだ片隅の土地を表しているそうです。
僻陬(へきすう)は、へんぴな土地、僻地のことを言います。
娵(よめ・たおやめ)
女に手の長い「取」をつけると「娵」という字になります。ここの「取」は音を表しているだけで意味はないとか。音読みは「シュ」あるいは「ス」
辞書には、「正座の名を示す言葉に使う」「中国古代伝説上の帝王、帝(コク)のきさきの姓に使う。とありました。嫁という意味もあるとか。当て字として、「よめ」「たおやめ」と読まれるようです。
輙然(ちょうぜん)の「輙」
車に手の長い「取」をつけると「輙」という字になります。この字は「輒」の異体字とのこと。「輒」も耳の手が右側に伸びていますね…。車の両脇にある耳たぶのような形のもたれ木、すなわち、くっついて離れない、など様々な意味がある漢字です。
漢字に色々と意味があるので、輙然(ちょうぜん)にも複数の意味があります。「べたべたとくっつく様」「密着して一体になったさま」「すぐ、突然」と漢和辞典に載っていました。検定に出たら鉛筆が止まりそう!意味から覚えておきます。
今日の勉強の成果
昨日一周目がやっと終った「読み」の復習をしたら、ページ辺り2,3個は間違えますね…。漢検1級の初歩と思われるこの問題集、一冊間違えないように覚えるのにどれくらい時間がかかるんだろう!!!!
こつこつ頑張ります…。
今日の感想
- お魚の「しいら」、外国語だと思っていた…
- かたや「シシャモ」、日本語じゃなかった!(アイヌ語)
- ちなみに「シシャモ」を広辞苑でひくと「美味」と書いてある!
今日もあと1時間ほど勉強したいと思います。では、また明日!
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