「堅」「監」「覽」が混ざったので詳しく調べてみた-前編「堅」
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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級合格を目指す!漢字の豆知識や日々の進捗をブログで公開」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。
目次
「堅」「監」「覽」まで混ざり始めた…
こんにちは、亀の歩みで勉強中、「亀の子」です!漢検一級合格を目指す100日チャレンジも15日目になりました。
「堅」と「監」と「覽」、似てませんか?小学生でも習っていそうな漢字なのに、どうも漢字の書き問題をやっていると怪しくなってきます…。「又」だっけ?「二」に点がついてる奴だっけ?「土」だっけ?「皿」だっけ?「見」だっけ?
漢検一級の勉強をしていてこんな所でつまづいているのは自分だけかも知れないと思いつつ、ここで点数を落としたら悔しいので初心にかえって調べてみました!
まとめていたら長くなってしまったので、今日は肩慣らし!前、中、後編の前編「堅」についてです。
「堅」の上部は「臣下のように体を強張らせる動作」だっだ!
「堅(ケン、かたい)」の上部は、臣下のように、からだを緊張させて強張らせる動作を示しているそうです。「堅」はそれを音符として土をくわえた字で、かたく締まって、壊したり、形を変えたりできないことをさしているとか。
「又」の部分がよく理解できないままなのですが(…)、「堅」自体はよく見かける漢字なので、「かたい」というイメージはできています!堅いは又土、堅いは又土…(記憶に定着させようと頑張っています!)
「堅」がつく仲間
「堅」を調べたついでに、「堅」がつく漢字も調べてみました。
樫(かし)
樫(かし)の木の「樫」です。材質が堅い木、という意味からできた日本製の漢字だそうです。日本製と言うだけで親近感!「かし」以外に読み方はあるんでしょうか?
鰹(かつお)
魚に「堅」をつけて、肉が締まっているカツオを表しています。音読みは「ケン」ですが、「かつお」以外でお目にかかったことがないですね…。
突慳貪(つっけんどん)の「慳」
りっしんべん(心)に「堅」をつけて、心が妙にひねくれて堅いことを表しています。音読みは「ケン」。「おしむ」という意味もあるそうです。「突慳貪(つっけんどん)」のほか、けちを意味する「慳吝(けんりん)」などの熟語があります。
鏗鏗(こうこう)の「鏗」
金に「堅」をつけて、かんかんという音を表す擬声語「鏗」。音読みは「コウ」。「うつ」という意味もあります。「鏗鏗(こうこう)」と金や石が打ち当たってかんかんとなる音を形容する他、「鏗鏘(こうそう)」で金玉がうちあたる涼しげな音を表します。
こうやって見ると「堅」の仲間はそんなに多くないですね。「鏗鏗(こうこう)」の「鏗」は「コウ」と読むことをしっかりと頭に入れたいです!
今日の勉強の成果
本日は所要のためここまでで1時間ほどしか勉強できていませんが、昨日の見直しも終っていません。今日勉強があまりできないことが分かっていたので、昨日の最後に漢字を詰め込んだのですが、覚えていませんね!こつこつと地道に勉強するほうが効率がいい!
今日の感想
- 詰め込み過ぎ厳禁。分を知ることが大事
- 久しぶりの遠出で疲れているのに漢字の勉強をしている自分を褒めたい。えらいえらい
- Twitterで誤字を指摘してくださる方がいてとてもありがたい!甘えないようにしっかり誤字脱字チェック頑張る!
今日もあと一時間ほど勉強したいと思います!明日は「監」特集です!ではまた明日!