今日のアメリカはMinecraftとマケナニー氏
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この記事は、英語30日チャレンジ「アメリカの今日のトレンドを調べてブログ記事を書き、関連する英単語を紹介」の一環として書かれています。 記事はGoogle Trendの検索急上昇キーワードおよびTrend CalenderのTwitterトレンドワードを参考にまとめました。 特記なき場合、記事内の日時はアメリカ時間で記載しています。目安として、アメリカの9月1日が終るのが、日本時間9月2日17時です。
目次
記事の後半で英単語「roster」と「gaffe」について紹介しています。最後まで読んでね。
Google検索急上昇ワードには「Steve in Smash」
10月1日のアメリカも、Google検索急上昇ワード1位(現時点)はアメフトに関するワード「Broncos vs Jets」でした。今日は続く2位(現時点)「Steve in Smash」について最初に取り上げたいと思います。「Steve」とは、サンドボックスビデオゲーム「Minecraft」(マインクラフト)のキャラクターの一人、「Minecraft Steve」(スティーブ)のことです。今日話題になっているのは、そのスティーブが、任天堂のゲーム「Super Smash Bros. Ultimate」(大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)に新たなキャラクターとしての参戦が発表されたためです。公開された映像には、Minecraftのキャラクターたちが可愛らしい動きで戦う様子も見られました。Minecraftからは、スティーブだけでなく、アレックスやゾンビ、エンダーマンなども参戦予定です。
Minecraftは2019年にテトリスを抜いて、世界で最も売れたゲーム。今回の参戦はGoogle急上昇検索ワードに入っただけでなく、Twitterでもトレンドの6位に入っています。Twitterには喜びと、ゲームに対する期待の声があふれていました。
Google検索にも政治関連の話題「Kayleigh McEnany」が急上昇
Twitterの方が政治的な話題が多く、Google急上昇ワードには政治の話題が少ない印象ですが、今日は4位(現時点)に「Kayleigh McEnany」が入っていました。「Kayleigh McEnany」は第31代ホワイトハウス報道官のケイリー・マケナニー。今回注目されているのは、先日のアメリカ大統領選2020のトランプ大統領とバイデン前副大統領の討論会に関する質疑応答での受け答えです。
先日の討論会でトランプ大統領は「Proud Boys」(プラウド・ボーイズ)に対する意見を聞かれました。プラウド・ボーイズは男性限定フラタニティ組織で、「white spremacy」(白人至上主義)とのつながりを持つグループだと言われています。質問に対してトランプ大統領は「Proud Boys, stand back and stand by」と述べています。直訳するなら、「プラウド・ボーイズ、近寄らず傍観に徹しろ」という意味ですが、白人至上主義の研究者によると「Stand by」は「立ち上がれ」という意味の白人至上主義者の常套句だとか。トランプ大統領のこの発言を聞いた時には、プラウド・ボーイズに内戦を呼びかけているようにしか聞こえなかったと言います。
討論会の他の答弁でも、白人至上主義を非難することがなかったトランプ大統領の態度に波紋が広がっています。ホワイトハウスの記者会見ではマケナニー氏が「トランプ大統領は白人至上主義を非難した」と言い張っていますが、記者団も国民も納得していません。以前からトランプ大統領を過剰に擁護する発言が多いことで知られるマケナニー氏ですが、今回は「世界で唯一トランプを白人至上主義者ではないと思っている人物」(R29 News)とまで言われてしまいました。
「Kayleigh McEnany」の発言はtwitterでも話題に
Google検索でも急上昇ワードに入っているマケナニー氏ですが、彼女の別の発言がTwitterでは話題になっていました。それがTwitterトレンド8位に入った「Rhodes Scholar」。「Rhodes Scholar」は、オックスフォード大学の大学院生に与えられる世界最古の国際的な奨学金制度、ローズ奨学制度のことです。この奨学金精度は狭き門で、全世界から毎年90人しか受けることができません。アメリカからも毎年30人程度しか受けることができず、ローズ奨学制度の卒業者は、それだけで優秀な人物とみなされ、卒業後のキャリアには広く門戸が開かれます。これまでにローズ奨学制度を受けた人物にはウィリアム・クリントン前大統領をはじめとした各国首脳や、ハーバード大学の教授などがいます。
マケナニー氏がなぜローズ奨学制度で話題になっているかと言うと、10月1日朝の記者会見で、米最高裁判事の推薦をうけたエイミー・バレット氏をローズ奨学制度卒業生と紹介したためです。バレット氏は、テネシー州のローズ・カレッジの法学部で学士号を取得していますが、ローズ奨学制度を受けたことはありません。記者から指摘されると、マケナニー氏は「my bad」(ごめんね)と言って記者会見を続けました。
かの有名なローズ奨学制度をホワイトハウス報道官がよく知らず、報道内容を誤るという事態に、アメリカのTwitter民も笑いが止まりません。「私もローズ小学校を卒業したからRhodes Scholar?」「ローズアイランドに7年住んでるから、Rhodes Scholarって言ってもいい?」「君も知らないうちにRhodes Scholarになってるかもよ?」とからかう声が多数上がっていました。
今日の英単語1.「roster」
今日の英単語1つ目は「roster」。「roster」は「名簿」を意味する単語です。今日アメリカで話題になっていた「Steve in Smash」の記事の中では、Just about every fan has a roster of beloved fighters they want to see in the game(後略)
(ファンなら誰もがゲームに登場してほしい選手名簿を持っている)と使われていました。
他にも、「United States’s Olympic Baseball Team Roster Announced」(野球の米オリンピック代表メンバーが発表された) などと使えます。特にスポーツ関連のチームメンバーについて使用することが多い単語です。「名簿」の日本語から英語に直すと、「name list」などが最初に思い浮かぶと思いますが、一言で名簿を表せる「roster」はぜひ覚えておきたいですね。
今日の英単語2「gaffe 」
今日の英単語2つ目は「gaffe 」です。「gaffe」は「失言」や「失態」を意味し、特に、無知ゆえにその気がないのに相手を不快な気分にさせる失言や失態を指していう言葉です。「Rhodes Scholar」に関する英文記事の中で、Kayleigh McEnany’s Rhodes Scholar Gaffe Inspires Plenty of Corny College Jokes
(ケイリー・マケナニーのローズ奨学制度に関する失言、学歴に関する雑多な冗談を誘発)とタイトルに使われていました。
他にも「She make a bad gaffe」(彼女はとんだ失言をしてしまった) や「He made some real gaffes early in his career」(仕事を初めてすぐ、彼は大きな失態を犯した)などと使うことができます。最近日本にもそんな政治家がいましたね。
まとめ
今日は、短いけれどあまり知られていない単語を2つご紹介しました。rosterから、ついつい「ロースト用の窯って何だっけ?」(roaster)、「雄鶏は?」(rooster)と連想ゲームのように調べてしまったのですが、「roster」の発音はカタカナで書くと「ロスター」に近く、「ロ」の後は伸ばしません。

