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漢検1級漢字「嚶」と、「嚶」と「鶯」の使いわけ

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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級何点あげられる?95点から再再挑戦!」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、勉強内容は「亀の子」の勉強過程を共有するものであり、個人の感想も含まれていますのでご留意ください。

勉強99日目です

こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す100日チャレンジ、99日目です。通算では3回目のチャレンジ、勉強289日目になりました!

今日注目したのは漢検1級漢字「嚶」と、特集は「嚶」と「鶯」の使い方です。最後に「亀の子」の本日の勉強記録も少しだけご紹介します。では、「嚶」から見てみましょう!

本日の一字「嚶」

本日注目したのは漢検1級漢字「嚶」です。

    「嚶」の基本情報
  • 音読み…「オウ」
  • 訓読み…「な・く」

読みも少なく単純そうな漢字ですが、「鶯(オウ)」との使い分けがよく分からない時があるんです…。よく調べてみなきゃ!

「嚶」の成り立ちと意味

「嚶」は形声文字だそうです。つまり「嬰」の部分は音だけを担っていて、意味はないということですね。嬰児(えいじ)の「嬰」は、赤子がえんえんと泣くことを由来とする擬声語です。同様に、「嚶」も、鳥がおんおんとなくさまを表す擬声語です。

漢字の意味も見ておきましょう。

    「嚶」の意味
  1. 鳥が調子よく鳴く様

「嚶」のつく熟語

では、熟語で「嚶」の使い方を確認してみましょう。

    「嚶」のつく熟語
  • 嚶嚶(おうおう)…1.鳥が鳴きかわすさま。2.友人同士が、仲良く励ましあうことのたとえ
  • 嚶鳴(おうめい)…1.鳥が友を求めて鳴く。また、その声。2.友人同士が、仲良く励ましあうことのたとえ

2つしか見つかりませんでした!意外と少ない…。しっかりと覚えたいです。

本日の特集「嚶」と「鶯」の使い方の違い

今日はこのまま「嚶」について。「鶯」との使い方の違いをじっくり研究したいと思います!

「鶯」のつく熟語(鳴き声編)

「うぐいす」を表す「鶯(オウ)」も漢検準一級の漢字です。「嚶」の音読みが同じで「亀の子」を混乱させています…。「嚶」は鳥の鳴き声でしたね。違いをよく確認するために。「鶯」がつく熟語で鳴き声に関連するものを洗い出してみました!

    「鶯」がつく鳴き声関連の熟語
  • 鶯花海(おうかかい)…いちめんにうぐいすがさえずり、花が咲く春景色
  • 鶯語(おうご)…鶯の鳴き声。美しい歌声のたとえ
  • 鶯簧(おうこう)…鶯の鳴き声の美しさを笙(しょう)の簧(した)にたとえて言う語。鶯の声
  • 鶯囀(おうてん)…うぐいすがさえずる
  • 鶯舌(おうぜつ)…鶯の声。また、美しい声の形容
  • 流鶯(りゅうおう)…木から木へと飛び移って鳴く鶯。また、滑らかにさえずる鶯。

「嚶」と「鶯」の使い方の違い

こうやって鳴き声に関する熟語を洗い出してみると、「鶯」がつく熟語は「うぐいすの鳴き声」に限定されていることが分かります。「小鳥のさえずり」という漠然としたイメージで覚えていると混乱しますが、「嚶」は鳥の鳴き声、「鶯」は鶯限定の鳴き声、とはっきりとした使い分けがあるんですね!

文章題などで漠然と「鳥の鳴き声」を表す熟語を出されるとまだ混乱しそうですが…。そんな時には、「嚶」には熟語が2つしかなかったことを思い出そうと思います!

    「嚶」のつく熟語
  • 嚶嚶(おうおう)…1.鳥が鳴きかわすさま。2.友人同士が、仲良く励ましあうことのたとえ
  • 嚶鳴(おうめい)…1.鳥が友を求めて鳴く。また、その声。2.友人同士が、仲良く励ましあうことのたとえ

これで「嚶」と「鶯」の使い分けはばっちり!(のはず…)

本日の勉強の成果

勉強99日目の今日!……昨日マンスリーマンションから自宅に戻ってきまして、掃除に忙しいです!勉強?勉強ねぇ…。ちょっとだけ復習しました。ブログも書いたし。明日は勉強できるかな~?

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