漢検1級漢字「孛」と、「南」がつく故事諺
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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級何点あげられる?95点から再再挑戦!」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、勉強内容は「亀の子」の勉強過程を共有するものであり、個人の感想も含まれていますのでご留意ください。
勉強92日目です
こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す100日チャレンジ、92日目です。通算では3回目のチャレンジ、勉強282日目になりました!
今日注目したのは漢検1級漢字「孛」と、特集は「南」がつく故事諺です。最後に「亀の子」の本日の勉強記録も少しだけご紹介します。では、「孛」から見てみましょう!
本日の一字「孛」
今日注目したのは漢検1級漢字「孛」です。
- 音読み…「ハイ」「ボツ」
- ほうきぼし
「孛」は音読みが複数ある漢字。違いがよくわからなくなってしまったので、改めて調べてみることにしました!
「孛」の成り立ちと意味
「孛」の上部は「草の芽の形」と「八(広がる)」から成り立っており、草の芽のように勢いよくおき立つことを示しています。「孛」はそれと「子」をあわせた漢字で、芽や子供が発育するように勢いよく発することを示す漢字です。
意味も詳しく見ておきましょう。
- 「ボツ」と読む場合…むっとする。ぐっと意気込む。力強くおき立つ。同義の漢字に「勃」があります
- 「ハイ」と読む場合…ほうきぼし
意味によって音読みが違うんですね!なお、漢和辞典によって他の意味が掲載されているものもあります。ぜひ詳しく調べてみてください。
「孛」のつく熟語
では、「孛」の使い方を熟語で見てみましょう。
- 孛彗(はいすい)…ほうきぼし
- 孛星(はいせい)…ほうきぼし
- 孛如(ぼつじょ)…=勃如。1.むっとして顔色を変えるさま。2.さっと意気込むさま
- 孛孛(ぼつぼつ)…光り輝くさま
調べた範囲では4つしか熟語がありませんでした。覚えやすい!意味による音読みの違いをしっかり頭に入れたいです。
本日の特集「南」がつく故事諺
本日の特集は「南」がつく故事ことわざです。南がつく故事諺を集めてみました!いくつご存じですか?
- 南柯の夢(なんかのゆめ)…夢の意。また、はかないことのたとえ
- 南山の寿(なんざんのじゅ)…人の長寿を祝う言葉
- 南風競わず(なんぷうきそわず)…陰気でにがりきった顔つきのたとえ
- 東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)…1.住所が一定せず、諸方をさ迷い歩く人。2.諸方の人。諸方からあつまる人
本日の勉強の成果
勉強92日目の今日、これまでの見直しに専心しました。明日も少し勉強できるといいな。