漢検1級漢字「瑩」と、同音異義語「ちょうえい」
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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級何点あげられる?95点から再再挑戦!」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、勉強内容は「亀の子」の勉強過程を共有するものであり、個人の感想も含まれていますのでご留意ください。
勉強43日目です
こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す100日チャレンジ、43日目です。通算では3回目のチャレンジ、勉強233日目になりました!
今日注目したのは漢検1級漢字「瑩」と、特集は同音異義語「ちょうえい」です。最後に「亀の子」の本日の勉強記録も少しだけご紹介します。では、「瑩」から見てみましょう!
本日の一字「瑩」
今日注目したのは漢検1級漢字「瑩」です。
- 音読み…「エイ」
- 訓読み…「あき・らか」「みが・く」
これまで、亀の子は、なんとなく「瑩」を覚えていました。理解していない漢字の筆頭です!今日はしっかりと調べて、お友達になりたいと思います。
「瑩」の成り立ちと意味
「瑩」の上部は光が取り巻くさまを表しています。「瑩」は、それを音符として、「玉」と合わせた漢字です。上部は「榮(栄)」や「螢(蛍)」と同じですね。
漢字の意味も見てみましょう。辞書によって掲載している意味や、意味の分け方が違うので、複数の辞書を見ると面白いです。
- ひかり。王の周囲に発散する光。輪郭を浮き出させる光
- あきらか
- 玉の光のあざやかなさま
- 鏡や光の輪郭がはっきりしているさま
- 物事のあきらかではっきりしているさま。心が清らかなさま
- 玉のようにうつくしい石
「瑩」のつく熟語
では、「瑩」の使い方を熟語で詳しく見てみましょう。
- 瑩貝(えいがい)…紙・絹などをみがいて光沢を出すのに用いる貝殻。金属や竹などの素材のものもいう
- 瑩潤(えいじゅん)…1.つややかなさま。2.鈍い光沢があるさま
- 瑩沢(えいたく)…つややかなさま。光沢があるさま
- 瑩徹(えいてつ)…明らかで、すきとおっている
- 瑩磨(えいま)…みがくこと
- 瑩朗(えいろう)…あきらかなようす
- 遠瑩(えんえい)…遠くから届くうつくしい輝き
- 澄瑩(ちょうえい)…すきとおっていて明るいこと
また、「瑩」一文字で「みがき」と読むこともあります。「瑩(みがき)」は平安時代に流行した生地の加工方法で、糊をつけて「瑩貝(えいがい)」で磨き光沢を出した装束のことを言うそうです。
本日の特集「ちょうえい」
今日注目したのは同音異義語「ちようえい」です。
「ちょうえい」クイズ
早速ですが、クイズです。「ちょうえい」いくつ書けますか?意味から漢字を書いてみてください。解答は「答」を押してチェック!
- 「ちょうえい」夕虚…
答
朝盈 - 盛り土をした墓。墳墓…
答
冢塋 - 一人ぼっちで寂しいさまのたとえ…
答
弔影 - すきとおっていて明るいこと…
答
澄瑩 - 冠の長いひも。転じて、身分の高い人…
答
長纓
はい、先に習った「瑩」のつく熟語も出てきましたね!正解できましたか?
本日の勉強の成果
本日は体調がすぐれず、勉強していません!今回の100日チャレンジはぜひ毎日勉強したかったのですが…。「瑩」は調べたし、まずは及第点としておきます。体調を整えることにまずは専念します。