漢検1級漢字「朸」と、「荼毒」と「蠹毒」の違い
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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級何点あげられる?95点から再再挑戦!」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、勉強内容は「亀の子」の勉強過程を共有するものであり、個人の感想も含まれていますのでご留意ください。
目次
勉強28日目です
こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す100日チャレンジ、28日目です。通算では3回目のチャレンジ、勉強218日目になりました!
今日注目したのは漢検1級漢字「朸」と、特集は「荼毒」と「蠹毒」の違いです。最後に「亀の子」の本日の勉強記録も少しだけご紹介します。では、「朸」から見てみましょう!
本日の一字「朸」
今日注目したのは、漢検1級漢字「朸」です。
- 音読み…「リョク」「ロク」「リ」
- 訓読み…「もくめ」「おうご」
「もくめ」?「おうご」?詳しく調べてみたいと思います!
「朸」の成り立ちと意味
調べたところ、「朸」は形声文字だそうです。つまり、「力」の部分は音だけを担っていて、意味はないんです!「リョク」の読み方は「力(ちから)」から分かります。「ロク」は「肋骨」の「肋」や「弥勒」の「勒」と同じなので連想しやすいかな?
「朸」の意味も見ておきましょう。
- 木目、木のすじめ
- おうご。物をになう棒。てんびん棒
「おうご」?
ちなみに2番目の「おうご」の意味は日本に入ってきてから付け足された意味です。「おうご」とは「物をになう棒。てんびん棒」、時代劇に出てきそうですね。江戸のしじみ売りとかも使っていそう!
「朸」を使った熟語
「朸」の使い方をもう少し熟語で学ぼう!と熟語を探してみましたが、なんと「朸」を使った熟語は一つも見つかりませんでした!「リョク」「ロク」「リ」と音読みが3つもある漢字ですが、音読みすることはめったにないようです。
訓読みは「朸撓め(おうごだめ)」という言い回しが見つかりました。朸の反りを撓めること、そのように朸で押さえつけることを言います。天びん棒でたたくことも「朸撓め(おうごだめ)」というとか。
本日の特集「荼毒」と「蠹毒」の違い
では、本日の特集に行きましょう!今日は「荼毒」と「蠹毒」の違いです。
「荼毒」と「蠹毒」の意味
「荼毒(とどく)」と「蠹毒(とどく)」、出題されると「亀の子」は鉛筆が止まります。読みが同じなのに、意味が似すぎていませんか?まずはそれぞれの意味から見てみましょう(※広辞苑参照)
- 荼毒(とどく)
- (「荼」はにがな。転じて害悪)害毒をなすこと。害毒を流すこと
- 蠹毒(とどく)
- 虫が食い、そこなうこと
- 物事を損ないやぶること
「荼毒(とどく)」の意味と、「蠹毒(とどく)」の2番目の意味、似すぎています…。
「荼毒」と「蠹毒」の使い道
違いをよく確認しようといろいろと調べたのですが、「害する」という意味で使う場合にはどちらを使っても間違いはないようです。
ただし、「社会をトドクする」「人民をトドクする」などという場合は習慣的に「荼毒」を使うことが多いようです。文学作品などでは「荼毒」を使っていることが多く、「蠹毒」はほとんど使われていません。
イメージの問題ですが、「荼」はニガナで全体に影響を及ぼすのに対し、「蠹」はキクイムシなので部分的な影響しか出ません。個人的に「荼毒」は聖書のニガヨモギを思い出しました。このあたりに使い手が「荼毒」を使う理由があるのかもしれません!
なお、物事を害することを「蠹害」と言いますが、「荼害」という熟語はないのでよく注意したいです!
本日の勉強の成果
勉強28日目。今日も、これまでの復習とAndroidアプリの「漢検1級」での知識強化に努めています。アプリの進み具合はこんな感じ!
| 分野 | 全体数 | 昨日までの成果 | 今日の成果 | 到達率 |
|---|---|---|---|---|
| 熟語 | 7117 | 854 | ~862 | 12.0% → 12.1% |
| 四字熟語(復習) | 1897 | 712 | ~717 | ( 37.5% → 37.8% ) |
| 当て字 | 2509 | 817 | - | 32.6% |
| 故事諺 | 1258 | 680 | - | 54.1% |
復習に重点を置いたのでアプリはあまり進んでいませんね。もう少し進捗を早めないと試験に間に合わないかも!頑張るぞ!

