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漢検1級漢字「于」と、「于」から学ぶ故事成語

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この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級何点あげられる?95点から再再挑戦!」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、勉強内容は「亀の子」の勉強過程を共有するものであり、個人の感想も含まれていますのでご留意ください。

勉強15日目です

漢検1級100日チャレンジ15日目になりました。こんにちは「亀の子」です。漢検1級チャレンジは3回目、トータルでは勉強205日目です。

さて、本日注目したのは、漢検1級漢字「于」!特集も「于」を調べていたら山のように出てきた故事成語です。今日は「于」祭りだ~!では、「于」から見てみましょう。

本日の一字「于」

本日注目したのは漢検1級漢字「于」です。

    「于」の基本情報
  • 音読み…「う」「く」
  • 訓読み…「ここ・に」「ああ」「ゆ・く」

漫然と「宇宙の宇に似た字!」と理解していたのですが、それ以上に深い意味があることに最近気が付きました。今日はきちんと調べて、深い意味も 覚えちゃいたいと思います!

「于」の成り立ちと意味

「于」という漢字は「指事文字」出そうです。指事文字とは、筆画の位置関係により抽象的概念を表す文字のこと。代表的な指事文字に「上」や「下」があります。横棒の上に点があることで「うえ」を、下に点があることで「した」を表しているのです。

「于」は、息がのどに仕えてわあ、ああ、と漏れ出るさまを示しています。直進せずに曲がる、という意味も表します。

では、「于」の漢字としての意味も確認しておきましょう。

    「于」の意味
  • ああ、わあ、という嘆息の声を表す言葉。※同義の漢字に「吁」があります
  • ここに。語気を表す言葉。詩のリズムを整える間拍子として用いる
  • に。~において、~に対して、の意味を表す言葉
  • より。比較の対象を表す言葉
  • ゆく。いく。※往(ゆく)と同じ

「于」のつく熟語

では、熟語で「于」の使い方をチェックしてみましょう。

    「于」のつく熟語
  • 于于(うう)…=迂迂。1.うむ、うむというだけで何も知らないさま。一説に満足するさま。2.つかえて、歩くさま。3.困難なさま
  • 于役(うえき)…国が義務として課した戦争や労働にいく
  • 于帰(うき)…嫁にいく。とつぐ
  • 于公高門(うこうこうもん)…人知れず善行を積んだ家の子孫は繁栄することのたとえ
  • 鳳凰于飛(ほうおううひ)…夫婦の中がとてもよいこと。または、徳の高い天子の下に、賢臣が多く集まること
  • 友于(ゆうう)…1.兄弟仲のよいこと。2.転じて、兄弟

音読みは「う」と「く」がありますが、基本的には「う」と読むようですね。なお、次のような熟語もあります。

    「于」のつく熟語
  • 于嗟(クサ / ああ)…1.嘆息したり感嘆したりしたときに発するほあという声。2.声をあげてなげくこと

この熟語は音読みだと「クサ」、訓読みだと「ああ」と読むんです!覚えておこう…。

「于」が出てくる故事成語、たくさんあります!

さて、本日は「于」祭りです!なんと、特集も「于」に関するもの。「于」が出てくる故事成語です。

「于」が出てくる故事成語

「于」を調べていたら出会ってしまった故事成語(+α)。ざっくり書き出してみました!

    「于」が出てくる故事成語(他)
  • 于撥ね干引き(うはねかんびき)…漢字の「于」は下をはね、「干」は下をはねないという区別を示す語
  • 刑期于無刑(けいはけいなきにす)…刑罰を設ける目的は、刑罰が無用になることにある。
  • 君子不愧于屋漏(くんしはおくろうにはじず)…君子は、人の見ていない奥の部屋にいても、良心に恥じるような行動はしない
  • 不愧于屋漏(おくろうにはじず)…1.屋漏にまつった神に対しても、一向に気にかけない。まつりをおこたり神に対する敬いの心をもたない。2.人のいないところでも、心に恥じるようなことはしない
  • 若火之燎于原(ひのはらをやくがごとし)…火が原野を焼き尽くすようだ。勢いが盛んで、収めるべき方法がないこと。→如燎原之火(りょうげんのひのごとし)
  • 牧牛于桃林之野(うしをとうりんのやにはなつ)…戦争に用いた牛を桃林という野原に放つ。戦乱がおさまった事のたとえ
  • 独立不慙于影(どくりつするもかげにはじず)…一人でいても、他人に見られて恥ずかしいようなふるまいはしない
  • 百川学海而至于海(ひゃくせんうみをまなびてうみにいたる)…多くの川が絶えず海を目指して流れ、ついには海に注ぐ。人も絶えず努力し続ければ、ついには目的に到達しうるということ
  • 臀困于株木(でんしゅぼくにくるしむ)…木の切り株に腰かけて、しりがいたくなること。困窮のどん底に陥り、安住するところのないたとえ
  • 詢于芻蕘(すうじょうにとう)…草刈りや木こりに問う、庶民に積極的に意見を訊ねて恥としないこと
  • 言泉会于九流(げんせんきゅうりゅうにあう)…泉のように湧き出る言葉が九流(九つの学派)の説と一致する。物知りで弁舌の巧みなこと

「臀困于株木」のたとえがおかしくて好きです。

「于」のあれこれ

はい、故事成語(+α)多かったですね…。ここで少し「于」の漢字が持つ意味を振り返って見てみましょう。

    「于」の意味
  • ああ、わあ、という嘆息の声を表す言葉。※同義の漢字に「吁」があります
  • ここに。語気を表す言葉。詩のリズムを整える間拍子として用いる
  • に。~において、~に対して、の意味を表す言葉
  • より。比較の対象を表す言葉
  • ゆく。いく。※往(ゆく)と同じ

熟語では1番と5番の意味が多く使われていましたが、故事成語で使われていたのは2番が多かったですね。「詩のリズムを整える間拍子として用いる」とある通り、漢字そのものに大きな意味はなく、合いの手のようにとらえると理解がしやすいです。

先に書き出した故事成語、「于」に関連して出題される可能性は低そうですが、書き下し文として出題されそうなものもありますよね。よく見ておこう!

本日の勉強の成果

いいわけですが、今日はいろいろ忙しくてですね…。お台所に4時間ほどいたり、オリンピックの開幕式を見たり、山ほどイベントが!で、勉強できていません。悔しい。

明日は絶対に勉強するぞ~!

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