漢検1級漢字「蚌」と、難読漢字「花柏」の読み方
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この記事は、漢検90日チャレンジ「再挑戦: 90日で漢検一級何点あげられる?87点から大躍進なるか!?」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。※当て字・熟字訓はすべて「当て字」と表記します。
勉強76日目です
こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す勉強90日中の76日目になりました。今日も勉強ができていません!
と言いつつ、調べ物だけはしています。今日注目したのは、漢検1級漢字「蚌」と、難読漢字「花柏」です。最後に「亀の子」の勉強記録も少しだけ。では、「蚌」から見てみましょう!
本日の一字「蚌」
本日注目の1文字は漢検1級漢字「蚌」。音読みは「ボウ」「ホウ」、訓読みは「どぶがい」「からすがい」「はまぐり」。「蛙(かえる)」と見間違えそうなこの漢字、まさか1級漢字だとは!今日はしっかり調べて、死角がないようにしたいと思います!
「蚌」の成り立ちと意味
「蚌」の右側「丰(ホン)」は、三角形に合わさるという意味があるそうです。「蚌」は「虫」と「丰」で、二枚の殻の頂点が合わさり、横から見て三角形をなす貝を示しています。
「蚌」の意味は2つあります。
- 黒い2枚外の名前。からすがい。どぶがい。湖沼などのどぶの中に住む。
- はまぐり。「蛤」とも書く
ちなみに「からすがい」と「どぶがい」はよく似ていますが、別の貝の種類です。「はまぐり」も、もちろん異なる種類の貝。詳しくはWikipediaをご覧ください。
「蚌」のつく熟語
では、「蚌」のつく熟語を見てみましょう。どの貝を表している熟語か、見極めは重要なのか?熟語を見ながら考えてみましょう。
- 鷸蚌(いつぼう)…しぎとはまぐり。しぎとどぶがい
- 鷸蚌之争(いつぼうのあらそい)…両者が争っている間に、全く関係のないものが苦労せずに利益を奪っていくこと
- 蚌貝(からすがい)…からすがい
- 蚌蛤(ぼうこう)…はまぐり
- 蚌球(ぼうしゅ)…どぶがいから採れる真珠
- 蚌胎(ぼうたい)…真珠をはらむどぶがい
- 老蚌生珠(ろうぼうせいしゅ)…ごく普通の親から優れた子が生まれることのたとえ。とぶがいが美しい真珠を産み出すことから
どの貝を表しているか覚えなくても、音読みは「ぼう」のみなので大丈夫そうですね。真珠を作るのが「どぶがい」であることだけ覚えておこうと思います!
本日の当て字「花柏」
本日注目の難読漢字は「花柏」です。読み方ご存じでしょうか?
「柏」がつく難読漢字いろいろ
「花柏」の読み方をお考えいただいている間に閑話です。
「柏」がつく難読漢字は「花柏」だけではありません。こんな言葉の読みはご存じですか?読み方は「読」を押してチェックしてみてくださいね!
- 檜柏…
読
びゃくしん - 巻柏…
読
いわひば - 玉柏…
読
まんねんすぎ - 竹柏…
読
なぎ - 羅漢柏…
読
あすなろ
なちみに「竹柏」は別途特集していますので、ご興味がありましたらこちらもどうぞ!
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「花柏」の読み方
では、「花柏」に戻りましょう。
読み方のヒントです。「花柏」は「椹」とも書きます。
はい、「花柏」の読み方は「さわら」でした。さわらはヒノキの一種で、日本特有の針葉樹だそうです。岩手県から長崎までの、太平洋側に自生するとか。山を越えて日本海側には行けなかった品種なんですね。面白い!
- Wikipedia
- Google画像検索
ちなみに「花柏」は漢名から来ています。とってもヒノキに似ているので、写真を見るだけで鼻がムズムズしてきます。花粉症には大敵だ!
本日の勉強の成果
76日目の今日、勉強できませんでした!体調が悪いです。1週間ほど復活していましたが、今日はずっしり来て一日寝ていました…。こんな日もあります。亀の歩み過ぎますが、今日は「蚌」と「花柏」を学んだのでよしとしましょう。
ちなみに、勉強予定は下の表の通り。51日目から一向に進んでいません!ぼちぼちやりたいです。
日数 | 内容 | 一日あたりの目標単位 |
---|---|---|
1~15日目 | 「頻出度順問題集」 | 10ページ |
16~30日目 | 「精選演習」 | 10ページ |
31~50日目 | 「本試験型 漢字検定試験問題集」 | 1模試 |
51~90日目 | 「漢検1級模擬試験倉庫」模試 | 1模試 |
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