漢検1級漢字「訖」と、難読漢字「黒三稜」の読み方
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この記事は、漢検90日チャレンジ「再挑戦: 90日で漢検一級何点あげられる?87点から大躍進なるか!?」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。※当て字・熟字訓はすべて「当て字」と表記します。
勉強54日目です
こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す90日チャレンジ、54日目になりました!
さて、今日注目したのは、漢検1級漢字「訖」と難読漢字「黒三稜」です。最後にのろのろ歩きの「亀の子」の勉強記録も少しだけご紹介します。では、「訖」から行ってみましょう!
本日の一字「訖」
本日注目した漢字は、漢検1級漢字「訖」です。音読みは「キツ」、訓読みは「おわ・る」「や・む」「いた・る」。懺悔します…、どこで見たのか分かりません!ノートの端っこにメモしてありました。謎過ぎるのでしっかり調べてみることにしました!
「訖」の成り立ちと意味
「訖」の右側「乞」は、息がなにかにせき止められて、屈曲しながら出てくる様を描いた象形文字なんだとか。お仲間には「吃(きつ)」という漢字があります。基本的な意味は「つまる、いっぱいになる」で、「息詰まる」という意味と、さらに派生して「あるところまで行きついて止まる」という意味も示しているそうです。
漢字の意味は大きく二つあります。
- おわる。おえる。とまる。やむ。
- いたる。およぶ。
2つ目の「いたる。およぶ。」という意味では、漢字「迄(キツ)」が類義の意味を持っているとか。「迄」で「まで」とも読みますよね。「訖」と「迄」は「乞」の部品も共有しています。
ちょっととっかかりの少ない「訖」の字ですが、「吃(きつ)」や「迄(キツ)」の仲間だと考えると少し覚えやすいかも!
「訖」がつく熟語
では「訖」がつく熟語を見てみましょう。
- 清訖(せいきつ)…清算し終わる
はい、熟語は一つしか見つかりませんでした!熟語は少ないので、「訖(おわ)る」「訖(や)む」「訖(いた)る」という訓読みをしっかり復習しておきたいと思います。
本日の当て字「黒三稜」
本日注目した難読漢字は「黒三稜」です。読み方ご存じですか?
「黒」がつくいろいろ
「黒」がつく難読漢字は「黒三稜」以外にもたくさんあります!次の難読漢字も、読み方を覚えてしまいたい!読み方は「読」を押してチェックしてみてください!
- 黒竜江…
読
アムール - 黒死病…
読
ペスト - 黒参…
読
ごまのはぐさ - 黒子…
読
ほくろ
「黒三稜」の読み方
読み方のヒントです。「実栗」「三稜草」とも書きます。
「黒三稜」の読み方は「みくり」でした!日本語の「実栗」は、花序が栗のイガに似ていることから来ているそうです。写真を見ると、確かに!栗っぽいです。下のGoogle画像検索からぜひご覧ください。
「黒三稜」「三稜草」の漢字は漢名から来ているそうです。
本日の勉強の成果
本日の勉強時間は30分…。まだ体調が戻っていなくてしんどいのに、30分も勉強した自分を褒めたいです!褒めたところで、勉強が間に合っていない事実は消せないのですが…。まぁ、無理をしても身につかないので、のんびりやります。
ちなみに、下記の表が勉強予定です。問題集3冊は終わったものの、復習が追いつかず、今は復習に専念しています。「漢検1級模擬試験倉庫」模試はすっかり後回しになってしまっています…。明日は頑張れるかな…?
日数 | 内容 | 一日あたりの目標単位 |
---|---|---|
1~15日目 | 「頻出度順問題集」 | 10ページ |
16~30日目 | 「精選演習」 | 10ページ |
31~50日目 | 「本試験型 漢字検定試験問題集」 | 1模試 |
51~90日目 | 「漢検1級模擬試験倉庫」模試 | 1模試 |
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