漢検1級漢字「艤」と、難読漢字「沙虫」の読み方

Posted: 2021.04.15 || Last Update: 2021.06.28

この記事は、漢検90日チャレンジ「再挑戦: 90日で漢検一級何点あげられる？87点から大躍進なるか！？」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、間違いがありましたらご連絡いただけると嬉しいです。※当て字・熟字訓はすべて「当て字」と表記します。

勉強25日目です

こんにちは「亀の子」です。漢検1級合格を目指す（再）勉強90日、25日目になりました。

今日注目したのは漢検1級漢字「艤」と、難読漢字「沙虫」。最後に「亀の子」の亀の歩み過ぎる勉強記録も公開します。それでは、「艤」から見てみましょう！

本日注目した漢検1級漢字は「艤」です。音読みは「ギ」、訓読みは「ふなよそお・い」。…ふなよそおい？訓読みの意味から既に分かりません…。というわけで、詳しく調べてみました！

漢和辞典に、ここの「義」は「宜」と同じとありました。供え物がきちんとそろっていること、転じて、すべてきちんとそろっている様子を表しているそうです。「舟」と「義」を組み合わせた「艤」は、ふねをきちんと整った姿にすることを表します。

「艤」は、きちんとふねを整備することを表す漢字です。「ふなよそおい」も、ふねを整備して出航の準備をすることを表しているとか。

綺麗に飾り立てることじゃなかった！勘違いしないように気をつけなきゃ…。

「ふなよそお・い」というインパクトのある訓読みのせいで音読みがかすんでいます。おさらいすると「艤」の音読みは「ギ」。分かりやすいですね。熟語も確認しておきましょう！

そのほか、小説などで「艤（ぎ）して」「艤（ぎ）する」と音読みして動詞にしているものもありました。漢検1級文章題対策に覚えておきたいです！

本日注目した難読漢字は「沙虫」です。読み方分かりますか？

お考えいただいている間に閑話。「沙」がつく当て字は他にもあります。「沙」がつく動物2種と、人物1名、集めてみました。読み方は「読」をクリックして確かめてくださいね！

では「沙虫」に戻りましょう。

ヒント: 「石蚕」とも書きます。※「草石蚕（ちょろぎ）」とは別物ですよ！

「沙虫」の読み方は「いさごむし」でした！「いさごむし」はトビケラという虫の幼虫。なんと、幼虫は水中で生活しているらしいです。しかも、糸を吐き出して小石や枯葉などをつなぎ合わせ、巣を作ってぬくぬく暮らすんだって！

ヤゴ（とんぼの幼虫）とミノムシのハイブリッドみたいな生活です！すごく強そうなのに、トビケラ自体は小さい虫らしい。虫が苦手な方は、深呼吸してから画像検索は開きましょう。

なお、うっかり「沙虫」を画像検索すると「ごかい」の画像が出てくるので、さらに要注意です！中国語では「沙虫」はゴカイのことらしいですね。ちなみに日本語では「沙蚕」と書くと「ごかい」と読みます。

下の表が「亀の子」の勉強計画です。「頻出度順問題集」と「精選演習」は前回のチャレンジの時に1度やっているので、今回は見直しです。2冊終わらせて、現在は2冊分の間違えたところを頭に叩き込むと同時に、「頻出度順問題集」の巻末模試に取り組んでいます。

今日は「頻出度順問題集」の巻末模試1回目をやりました！200点中190点でした。ひらがなを書き間違えると言う高等技術を発揮したのはさておき、そして漢字を書き間違えた2問もさておき…。読み1問と書き2問が出てこなかった！この模試も2回目なので悔しいですね。きっちり見直しするぞ～！では、また明日！

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